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自分の存在価値


私には希死念慮がある。
いつから芽生えたのだろうか。

少なくとも、20歳の頃に双極性障害と診断されて以降それを強く感じるようになった。

生まれてこなければよかった。

何故この世に生を受けてしまったのだろう。
わたしは生きることを望んでいない。

消えたい。

他人は私みたいな人を「メンヘラ」と扱いネタにする。嫌いだ。


有期雇用で働いていた会社で、代表取締役からパワハラを受けた。

馬鹿にした態度で「この仕事向いてないんじゃないの」と。

新卒の社員にかける言葉としては不適切であり、真面目に仕事に取り組み社会に貢献したいと思っていた私には、鉛のように重い言葉だった。

その人にとっては、わたしの存在価値など低いのだろう。

でも、自分がいちばんよくわかっている。

他の誰よりもわたし自身の存在価値を否定しているのは、わたしなのだ。

生まれてこなければよかった。

親不孝者と罵られても響かないほどにそう思う。

生まれてこなければよかった。

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