見出し画像

宮本浩次2024秋のツアーがはじまった!


2024年10月1日より、
宮本浩次さんの
『今、俺の行きたい場所ツアー』が始まった。

10月1日には、新曲【close your eyes】が
配信リリース。
TBS系『news23』の新エンディングテーマ曲に決定した。

ツアーには数回参加する予定です。
10月8日火曜日の福岡小倉北九州ソレイユホールの公演に参加しました。
そのコンサートの感想を書くつもりでしたが、言葉としてなかなか出てきませんでした。

このnoteは、宮本さんになぜ惹かれるのかな?言葉にできない思いを感じるのは?ということについて、書いていきます。

2024年10月〜12月のツアー
今、俺の行きたい場所は、
10月1日2日
宮本さんが育った街、東京北区から始まりました。

宮本さんが今、行きたいところを選択して
日本各地の会場が決まったってとても良い。
宮本さん自身の魂が震えること、その場所だと思うから。

小倉のコンサートで宮本さんが小林さんに、「小倉は鷗外が住んでいたところなので来たかった」と話している宮本さんの姿は、自分の心の内を話すのが恥ずかしいというように身を小さくして話していた。鷗外のことがほんとに好きなんだな!と伝わってきた。

そんな思い入れのある場所でコンサートが開かれ、宮本さんの歌い動く姿を楽しめる。
さらに宮本さん自身が好きな場所にファンも訪れることができる。
これって素晴らしいことだと思います。

ツアー中の10月12日にラジオ出演された時、
「自分の行きたい場所にファンの人も来てもらうってことになるんだけど」
このようにおっしゃっていました。
いやいや、宮本さん!
私はとてもうれしいんです。

小倉コンサート
今回のコンサートは、大きなスクリーンに宮本さんの姿が映し出される時間はわずか。
私の席は最後列で双眼鏡を使っていなかったので、表情はわからない。

歌はもちろんのこと胸に体に伝わってきた。
ものすごく響く曲があった。
いつものことではあるのだけど、一曲一曲のことはくわしく記憶に残っていない…
それでも
宮本さんのコンサートに行きたくなるのはなぜなんだろう。
このひとをなぜ好きで、それが続いているんだろう?

歌声と動く姿
コンサートでの宮本さんの姿は、どうしようもなく惹きつけられます。
私にドーンと伝わるものがあります。
そのことをヒョイっと言葉で説明ができない。
宮本さん小林さん、バンドの皆さんのように音楽で会話🎶というわけにもいかない。

宮本浩次さんを自分なりに理解したい。
以下は、自分が見たり読んだりしたものから宮本さんを想起したり、こういうことかなと感じたことです。

100分で名著
ウェイリー版・源氏物語

4回の放送をとても興味深く視聴しました。
紙のテキストは、能楽師の安田登さんが書かれています。

美しいだったり興味深いと感じること、魂が震えること、惹きつけられること。
言葉で説明できることより、できないことの方が多いのではないかと思う。

『あはれ』
「源氏物語」にたくさん出てくる言葉。
『あぁ』という感嘆が元になっています。
感嘆、つまり、どうしようもなく心がうごいてしまうこと。これが『あはれ』です。
【NHK100分で名著 ウェイリー版源氏物語 安田登 NHK出版】

宮本さんの歌う声を姿を見て、『あぁ』と思う、思わず胸に手を当てて聴いている。
それでいいのかな、とも思います。

もうひとつ
100分で名著
ドリトル先生航海記
こちらは現在放送中です。

紙のテキストは、ドリトル先生航海記を新訳された生物学者・作家の福岡伸一さんが描かれています。

ドリトル先生航海記のテキストの中から
『ロゴスとピュシスの往還』
誰しも最初は「ピュシス」としてこの世界と出会います。ピュシスとは、本当の自然。ギリシャ哲学では、とらえどころのない、瑞々しい自然を指します。私たちは自然の美しさや精妙さに気づく喜び、センス・オブ・ワンダーから出発し、やがて、もっと知りたい、謎を解きたい、隠された宝物を見つけたいと「ロゴス」の旅に出る。ロゴスとは言葉であり、論理、知識であり、専門性です。
人間は、勉強したり学問をしたりすることでロゴス的に鍛えられ、成長していきます。そして私たちは言葉によって世界を理解しようとしますが、この世界には、ロゴスでは語り尽くせないものがある。自然そのもの、生命の不思議、あるいは宇宙のあり方。これらはピュシスに属するものです。それをロゴスで解明するということは、すなわちロゴスによって切断する、ということです。
人間は言葉の力によって思考し多くの自由を獲得してきたし、さまざまな差別や偏見を克服してきたわけですから、ロゴスの良き側面は大切にしなければいけません。必要なのは、新しいロゴス、より解像度の高い言葉でピュシスを語ること。これまでのロゴスでは捨象されてしまっていたピュシスを語り直すことだと思います。
ドリトル先生は、ロゴスでは語りつくせないピュシスがあることを教えてくれる存在として、いつも私たち読者を見守ってくれています。ドリトル先生のようなあり方で自然を見直すことができれば、ピュシスの豊かさを語り直すロゴスを見つけることは、きっとできるはずです。
【NHK100分で名著 ドリトル先生航海記ロフティング 福岡伸一 NHK出版】

生物学、ナチュラリストとしてのお話。
宮本さんに例えれば、ロゴスで説明できないピュシス的な存在じゃないかと思っています。
宮本さんの素晴らしいところを言葉なり何かに表現したいな、できたらなと思います。

今回のツアー、宮本さんの好きな場所というだけで、旅情が増します。それも楽しく気持ちが動くこと。
これからのコンサートも楽しもう🎶


宮本浩次オフィシャルサイト
https://miyamotohiroji.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?