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長浜盆梅展に行ってきました

昨日は両親の結婚記念日のプチ旅行に半日お供して、長浜盆梅展などに行ってきました。

入るなり豪華絢爛


(ボンバイ)って聞いても初めは何のことだかよくわからなかった私がいうのもナンですが💦長浜の盆梅展は日本最大級で、長浜の早春の風物詩なんだそうです。
去年のこの時期、長浜より少し北の山本山城から賤ヶ岳城へハイキングしたのですが、その帰りに長浜からお客さんがたくさん乗ってきた事に今更合点してしました。

盆梅はちょうど見頃が並べられ、会場のゴージャスさも相俟って(艶やか)って言葉がピッタリでした。香りも良くてうっとり。樹齢400年のものもあってびっくりでした。

樹齢400年の古木だけど、看板娘だそう


サクラでも見かけますが、ウメの木の老木は周りの皮だけがのこり、中身が失われつつあるものも多く、年輪を数えられないものもあるんだそうです。老木で年輪がなくなっているのに樹齢が記されてあるものは、その来歴がわかっているものだそう。

白梅のほうが香りがいいのかな。


盆梅だけじゃなく、盆栽は幼木の時から鉢に植えるのだと思っていましたが、不要になったウメノキの枯木などを貰い受けてデザインすることもあるみたいです。面白い世界ですね。
それにしても、結構大きな木なのに、小さい鉢のなかに根っこが収まって窮屈じゃないのかな‥と思ったり。

重量が最大の盆梅

会場の慶雲館は、明治天皇と皇太后の行幸啓のために建てられた長浜の迎賓館で、伊藤博文の命名なんだそうです。国名勝指定の池泉回遊式庭園は勇壮っていうかダイナミックな感じの庭でした。
2階でお抹茶と和菓子をいただき、母と長いこと喋りました。

2階でお抹茶とお菓子いただく。お庭を見下ろして贅沢や〜


雪混じりの強風の中、少しだけ城下町を散策。ガラス屋さんを覗いたり、たくあんの挟まれた(サラダパン)を買いました。

ガラスのお雛様

お昼すぎに落ち合ったので、午前は鳥羽上城をダッシュで攻城してきました。
江北エリアのお城は割と巡っていて、好きだし興味があり、前から(なんで鳥羽なん?)とそのネーミングが気になっていたんですが、鳥羽上庄がおかれ、後鳥羽上皇にゆかりのある荘園があったとのことでした。
城趾は周囲の山城から長浜城、彦根城の建物もよく見える見晴らしの良さがあり、間道の監視などの為の江北防衛ラインの城砦だそうです。

伊吹山がよく見えます


尾根上の狭い曲輪で遺構は薄い感じもありますが、犬走りかな?と降り立ってみると、しっかり帯曲輪の広さがある箇所もあり、八講師城など米原周辺の京極氏のお城感を少し味わえました。
登城口近くには横山隧道

長浜市と米原市を結んだ大正時代の煉瓦造りのトンネルです。


立ち入り禁止ですが、廃トンネル、惹かれる。
サラダパンは朝食に美味しくいただきました。

たくあん➕マヨネーズが挟んであるサラダパン

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