(アートサイト名古屋城)を鑑賞してきました
(アートサイト名古屋城)を見に行ってきました。名古屋城の歴史・復元にインスピレーションを受けた作家さんのアート作品✖️史跡のコラボ展示でした。
ここ二年間、名古屋城は年パスを買って、四季折々尋ねたり展示物をみていますが、アートコラボはこの二年間では多分なかった気がします。
無粋者なので(特に現代アートなどは理解できない〜)と思いましたが、乃木倉庫内部、二之丸庭園、本丸御殿内(上洛殿菊之廊下、表書院二之間)が特別公開になっていたので行ってみました。夜間特別公開もあったみたいです(12/10まで)
アートコラボは二之丸庭園エリア、茶席エリア、本丸御殿エリア、西之丸エリアの四つでした。
二之丸庭園エリアは訪問時(12/8)ちょうど紅葉が見頃でした。
当時の庭師さんの作業をイメージした作品みたいで、ちょっとポップで洋風かな〜。村雨辰剛さんがいたら似合うかもしれない^^;
茶席エリアは本丸の北西、御深井丸にあり、特別公開の猿面茶席と望嶽茶席に2名づつ入り、床の間のアートを鑑賞するというもの。
茶席に入るのは初体験でしたが、こんなに狭かったのですね。狭いところが苦手な方なので、ちょっと息苦しくなりそうなくらいですね。
アートは和風で鮮やかで、簡素な感じの茶席に似合っていました。
他に御深井丸では乃木倉庫の内部特別公開がやっていました。
もともと御深井丸は名古屋城内で武器庫が並んでいた曲輪でしたが、乃木倉庫は明治時代に陸軍によって建てられた倉庫です。
(乃木、の名前は乃木将軍からなんやろうな)とは思ってましたが、倉庫に縁はなく、昭和になり名古屋城が陸軍から名古屋市に下賜された時から表示されていたそうです。
第二次世界大戦の戦局悪化時に、本丸御殿の襖絵などをこの乃木倉庫内に保管した為、本丸御殿が焼失したけれど、難を逃れることができました。
本丸御殿エリアの特別公開は上洛殿菊之廊下、表書院二之間の入室観覧。
上洛殿菊之廊下は家光専用のトイレへの通路。明かり取りの窓もあって、金ピカですが、可憐な菊と小鳥が描かれていて、素敵でした。
そして中庭には人が掃き掃除をする、とても現代的なアート作品がありました。
西之丸エリアは名古屋城の前身、那古野城時代からあったとされるカヤノキの実から抽出したオイルのかおりを楽しむというもの。
庶民的な例えで申し訳ないですが、入浴剤の森林の香り➕柚の香りを出した香りみたいな感じで、私は好きでした。
(名古屋城とアートがコラボした展示見てきたよ。面白かった)と知人に話すと(⚪︎⚪︎城で卵みたいなのとのライトアップ見たけど、よくなかった)と言われました。
そうか〜、アートを見に来た人にとってはすごくいいかもしれないですが、史跡をガチで見たかったらちょっと残念な気持ちにもなるかもしれない。私は年パスがあり、よく訪れている風景のスパイス的にもなって良かったです。
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