見出し画像

湖西・清水山城に行ってきました。

青春18きっぷのラスイチで4月5日は湖西の清水山城に行ってきました。

この日はいろんな場所でサクラのある車窓がたくさん見れて、よかったです。ヤマザクラがチラホラ見える小山とか、ソメイヨシノがたくさん咲いている公園とか。やー、半分くらいはウトウトしていますけど😅

そしてこの清水山城へ入る登城口の新旭森林スポーツ公園の前の桜並木も素敵でした。

ランナーなので、走り出したくなる道。
左に行くと城趾です。

清水山城のことは、先週行った小谷城のガイドさんから京極氏の歴史について教わったりしていて、気になっていました。

清水山城は近江源氏佐々木氏一族の惣領家だった越中氏の居城でしたが、六角氏の勢力が弱まると浅井氏についた為、運命を共にすることになっています💦 浅井氏に伴って坂本合戦、堅田合戦などにも従軍しています。
山上のお城は西佐々木一族の詰城として、織田との戦いに備えた姿、とビシビシ感じられます。改修には浅井氏の手が入っていると考えられています。

山上は放射状連郭式のお城。山腹は東西に屋敷跡。山麓も居館跡があります。広く隅々まで回っていると3時間以上かかりました。

防獣柵を開けてスタート。サクラのウェルカムを受けます。

最高所の主郭はほとんど土塁では囲まれてないけれど鋭い切岸。少し傾斜が緩やかなところには竪堀があります。主郭の大きな木にカラスが営巣していて、ヒナがいるのか、すごい親鳥が威嚇してきました(私、ヒナとか卵食べたりせーへんよっ💦)

主郭から見下ろした畝状竪堀群。琵琶湖の対岸が見えます。

北西曲輪群は小さい曲輪が連なっていますが、その先の堀切の両サイドに畝状竪堀群があり、見所です。

北西尾根曲輪群の畝状竪堀群


南西尾根曲輪群の堀切はエグい程圧巻で、ロープなしでは登り降りできない程です。でも、ロープがくくりつけてある木がかなり朽ちているので、あまりロープを信用しないで登り降りしました。


写真では伝わりませんがエグい斜面なんです。
ロープがありますが、あまり信用できません。


主郭はその南面の大きな畝状竪堀群がとてもカッコ良い。畝に挟まれたい。

主郭南斜面の畝状竪堀群。間に挟まれたいです。

主郭に立つと琵琶湖が広く見渡せ、水陸両方の要衝だったんでしょうね。織田軍に水陸からの攻撃を受けたそうですが💧

西屋敷の中を走る大手。山城の大手道に至ります。

登城口の公園管理事務所でパンフレットをいただいた時(クマが出るから気をつけて)と言われました。あったかくなってきたし、もう、そんな時期ですね。
一応、クマ鈴をつけ、ホイッスルも首からぶら下げました。すぐ麓では畑仕事をされてる方がちらほらおられ、挨拶してきたので(SOSと思われてもアカンなあ)と思い
同じ音の三回繰り返しはしないように吹いてるけど、それってなんか難しい。三三七拍子はダメなんかなあ?とか。
(いっそメロディーにして吹いたらどうかな?)
すると、すれ違った山菜取りの人?に笑われてしまい、恥ずかしかった〜😅
クマには会いませんでしたが、北西曲輪群は獣臭がすごかった。やっぱり、昨年に続き、クマが多い年になるのかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?