31歳専業主婦。保育士の資格を取ろうと決めた。13
クラスに復帰し、胸の方は定期的に病院に通院した。
膿を出してからは、炎症も落ち着いてきて
胸の痛みや体調不良も落ち着いてきた。
2歳児クラスで過ごした季節は
秋から冬、
冬から春へと季節は流れ
こども達は、無事に進級した。
違う園に行ってしまった子もいて、寂しい気持ちと
進級への期待感が入り混じっていた。
2022年4月、新年度がスタートした。
私は、働き初めて2年半経ち、
3年目に入っていた。
パートタイムで働いていた事もあり、
保育士試験の受験資格の「2880時間」はまだ達していなかった。
新しいクラスが発表され、私は0〜1歳児クラスに配属された。
以前、3か月程だけ0〜1歳児クラスに入っていたが
4月からの0〜1歳児クラスは初めてだった。
お母さんと初めて離れて過ごす、
子どもも親も心配や不安が入り混じる4月。
保育者もこの時期は、てんやわんやだ。
事務所からも応援が入り、事務所の先生方もエプロンをつけて
子ども達を抱っこしたり、遊んだりして保育に参加する。
こども達が保育園での生活に慣れるまでは、職員協力して保育した。
担任の保育士の先生方は、
初めて一緒のクラスになる先生方や
新卒で入ってきた若い先生での体制だった。
リーダーの先生は、仕事ができるベテランの先生だった。
が、言葉が端的で少し威圧感があった。
私は、コミュニケーションを上手く取れるか不安だった。
また、今まで2歳児クラスがほとんどだったので
集団の0、1歳児との関わりやお世話がどんなものか未知で、
ちゃんとできるか心配だった。
いよいよ、慣らし保育期間がスタートした。
初めてお母さんと引き離された0歳児は、
泣いて、泣き疲れて寝て、お腹すいて泣いて、眠くて泣いて、
ととにかく泣いて過ごした。
また、抱っこでないと眠れない時期なので
おんぶ紐や、抱っこで寝かしつけに挑戦した。
抱っこで寝たから、そーっと降ろすと
ビクッと起きる。
寝かしつけに、何度も失敗した。
我が子以外の寝かしつけはあんまりした事がなかった。
1歳児クラスの子ども達も個性豊か。
1人、すぐにかんしゃくを起こす子がいた。
やりたい事や、動きを制しすると怒る。
この子の対応も、関係性ができていない為
上手くいかなかった。
とにかく、私は新しいクラスでテンパっていた。
とても視野が狭く、周りの動きが見えていなかった。
新卒で入った子の方が、よっぽど落ち着いていた。
毎日、反省しながら
先生方の動きをよく観察する事にした。
次に続きます…☺︎
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