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どういう気持ちで契約する?「クロージングの心理技術21」の感想

今日は日曜日。仕事はお休みだけど、家族との時間も取りたいし、本も読みたい。ということで今日は、7年前に購入した『クロージングの心理技術21』という本を読みました。

今自宅に残っている本は、7年前に文章の勉強をしたときのもの。文章やマーケティングに興味を持ち、当時「読んだ方が良い」と勧められた本はほぼ購入しました。だけど活用しきれず月日だけが過ぎました。

3年前くらいに、「どうせもう文章を書く仕事とかやらないんだから」と思って、大量の本をメルカリやブックオフに出したんですけど、どうしても全部は出せなくて、今も手元にある本を今は読み直しています。

あのとき、全部本を捨てられなかったのは、心のどこかで「いつか文章を書く仕事がしたい」と思っていたからだろうな、と。

ということで前置きが長くなりましたが、今日は「クロージングの心理技術21」を読み返して、感じたことや学んだことをシェアします。

クロージングは重要

「クロージング」がビジネスにおいていかに重要であるかを再認識しました。普段の私の仕事では、直接売り込むことはないですが、人とのコミュニケーションが非常に大切だということを改めて感じました。特に、相手との信頼関係を築き、最後に決断を促す技術は、どんな仕事にも応用できると実感しました。

顧客心理をイメージするとは?

クロージングの技術や心理学的な概念は、普段の仕事とは異なるため、理解するのが難しかったです。特に、顧客の心理を読むテクニックや戦略は、具体的にイメージするのが難しかったです。

今後は自分がものを買うときの気持ちを、自分で観察するようなことも必要だと思いました。

タイミングを見極め

クロージングは必ず相手がいることですから、あたり前ですが相手の立場に立って考えることがコミュニケーションを良くするために重要です。顧客のニーズや不安を理解し、それに応じた提案をすることで信頼関係を築けます。また、クロージングにおいては、適切なタイミングを見極めることが重要だと学びました。顧客が購入を決断する瞬間を逃さないための観察力や、反論に対する柔軟な対応が大事です。

行動変容ステージモデルを覚えておく

行動変容ステージモデルは、人が新しい行動を始める過程を以下の5つの段階に分けて説明する理論です。

  1. 検討以前(Precontemplation):変化を考えていない段階。

  2. 検討(Contemplation):変化を考え始める段階。

  3. 準備(Preparation):変化に向けた準備を始める段階。

  4. 行動(Action):実際に変化を起こす段階。

  5. 継続(Maintenance):新しい行動を続ける段階。

このモデルは、各段階に合わせたアプローチを取ることで、より効果的に次のステップへ促せます。

たとえば、コンテンツ販売を行う際には、以下のようなアプローチが考えられます。

  • 検討以前:問題意識を高めるための情報を提供。無料noteやブログ記事で顧客の問題に気づかせる

  • 検討:問題を認識し始めた顧客に解決策としてのコンテンツを提案。成功事例を紹介して信頼を築く

  • 準備:購入を考えている顧客に詳細な製品情報や限定オファーを提供。決断の後押し

  • 行動:購入した顧客に迅速なサポートと追加価値を提供。満足度を高める

  • 継続:購入後の顧客にフォローアップや追加コンテンツを提供し。長期的な関係を築く

今後は、学んだクロージング技術と行動変容ステージモデルを実際の仕事や日常生活に応用したいと思います。

まとめ

『クロージングの心理技術』は、7年前にこの本を購入して以来、久しぶりに読み返し、コミュニケーションや交渉の重要性を再確認しました。これからも学んだ知識を実践に活かし、仕事や日常生活を充実させたいです。また、行動変容ステージモデルはかなりわかりやすい。商品を販売するときには、このモデルを活用していきます。

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