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社内マイクラのすすめ

TimeTreeでiOSエンジニアをやっているgonseeです。弊社ではお酒やけん玉などいくつかのジャンルで自発的なイベントが日々行われています。共通の趣味を通じた活動は社員同士のコミュニケーションの活性化にもつながっていると思います。今回は自分が部長として2年ほど主宰しているマイクラ部の活動について紹介したいと思います。

Minecraftの魅力

Minecraft(通称マイクラ)はサンドボックスゲームと呼ばれるジャンルの代表的な作品です。子どもから大人まで世界中で遊ばれていて、2019年には売り上げ本数でテトリスを超え「世界一売れたゲーム」となりました。普段ゲームをやらないという方も名前くらいは知っているのではないでしょうか。

ブロックでできた世界で自由に建物を造ったり、洞窟を探検したり、作物を育てたりできるのですが、ゲーム自体に明確なストーリーやゴールはなく、何をするかは完全にプレイヤーに委ねられています。プレイする人によってスタイルに個性が出るため、他の人のプレイを見るだけでも楽しめます。

ゲームには「クリエイティブモード」と「サバイバルモード」の二つの遊び方があります。クリエイティブモードは好きなブロックを好きなだけ使うことができ、レゴで遊ぶような感覚です。小学生の我が子はこのモードを好んで遊んでいます。もう一方のサバイバルモードは、ブロックや食糧などの資源をすべて自分で手に入れる必要があり、ゾンビなどのモンスターからも身を守らなければなりません。まさにマイクラの世界の中に住むような感覚で、まったく違った楽しさがあります。一人で遊ぶことも、複数人で同じ世界で遊ぶこともできて、本当にいろいろな楽しみ方があります。

まだマイクラがどういうゲームなのか実際に見たことがない方はぜひYouTubeでプレイ動画を探してみてください。Nintendo Switch版がリリースされた際に公開された「よゐこのマイクラでサバイバル生活」がおすすめです。

お互いのワールドを見せあって楽しむ

2年ほど前、自分もふくめ、上記のよゐこの動画がきっかけでマイクラにハマる人が社内で何人か出てきたので、みんながやっていることを見せあったら面白いんじゃないかと思い、「持ち寄りマイクラ会」というものをはじめました。これは弊社でそれ以前からやっていた、つまみを持ち寄ってオフィスで飲む「持ち寄りつまみ会」の変形バージョンでした。持ち寄りつまみ会については弊社CTO(最高つまみ責任者)の記事を参照してください。

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当時はSwitch版やJava版、iOS版など各自別々のプラットフォームで、別々のワールドを持って遊んでいました。お互いの成果物を見せながらこだわったポイントの解説を聞いたりして盛り上がりました。以下にいくつかの作品を紹介します。

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トロッコを使った鉄道と駅

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新年に向けて建立された巨大な神社

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自然にできる氷をピストンで押して貯める装置

マルチプレイサーバーでみんなで遊ぶ

持ち寄りマイクラ会は月例で4回ほど開催しました。その後はみんなでマルチプレイで遊ぶ機運が高まり、個人で立てたサーバーで遊ぶようになりました。旧社名JUBILEE WORKSにちなんで「ジュビクラ」と呼んでいます。

マルチプレイといっても普段はそれぞれ好きな時間にログインし、好きなことをやります。同じ世界なので誰かが作った便利な装置などをみんなで共有できます。誰かがログインするとSlackに通知される仕組みを作ったので、何をやっているのかのぞきに行ったり、「昨日何やってたんですか?」と次の日の会話のきっかけになったりします。

時間とともにワールド内にいろいろな建物ができて、発展していくのが楽しいです。こちらは最初のマルチプレイサーバー(シーズン1)の拠点周りの様子です。

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こちらはシーズン2より、部長力作の水族館です。

また、普段のプレイとは別に会社で集まって一緒に遊ぶ「部活」も定期的にやるようになりました。部活は毎回何か目的を設定して遊びます。森の洋館攻略、海底神殿攻略、エンダードラゴン討伐など、複数人のプレイで盛り上がるゲーム内のイベントを選んでやっています。

TimeTreeの登録ユーザーが1000万人を超えたときは、マイクラの世界で花火を打ち上げてみんなでお祝いしました。スイカを片手に。

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遊び方は無限

マルチプレイで遊んでいると、最初はみんな頻繁にログインしていますが、だんだん人が減っていくというのはよくあることで、正直に言うと部長ひとりでやっている期間が結構あります。そんなときもマイクラの遊び方は無限にあるので、ちょっと趣向を変えたイベントをやってみたりしました。

マイクラではレッドストーンというアイテムを使って電気回路のようなものを組んで、自動で動く装置などを作ることができます。このレッドストーン回路を使って簡単な自動ドアを作ったりしながら、ANDゲートやORゲートといった現実の論理回路の基礎を学ぶ勉強会を開催しました。

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また、マイクラではゲームの中でゲームを作ることもできます。ひとつの村や島を戦場にして、クロスボウで花火を撃ち合い、最後に生き残ったプレイヤーが勝つというサバイバルゲームをやりました。ルールの詳細や必要な装置については今後別記事で書きたいと思っています。これはメンバーにも非常に好評で、直近の部活4回ほどはこれをやっていました。その様子をまとめた動画がこちらです。

次回の部活では今まで遊んできたワールドをリセットしてジュビクラシーズン3をはじめる予定です。ゲーム開始直後はやることが多く、みんなで一緒にプレイすると盛り上がるので楽しみです。

まとめ

以上、これまでのTimeTreeマイクラ部の活動をご紹介しました。マイクラの魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。また、マルチプレイで遊ぶには公開サーバーに参加するという方法もありますが、やはり知らない人の中に入っていくのはハードルが高いので、社内の知っている人と気軽に遊べる社内マイクラがおすすめです。

これまでジュビクラやってきたことはInstagram (@jubilee_craft)でも発信していますので、興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。

次回はマイクラのマルチプレイサーバーを構築するためのノウハウを記事にしたいと思っています。

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