![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81450379/rectangle_large_type_2_7cd060a39027dd096d970c992308e9ba.png?width=800)
【ラジオが好きでんねや】(35)謎の全面広告
ここまで書いてきたものをお読み頂いた方は「B社長はラジオ局をやる気が無いのではないか?」と思われたかも知れません。
しかし「そうでもないのかな?」と思える出来事もいくつかありました。
B社長は時々、ビックリするような著名人を呼んできて番組に出させたりしました。
B社長はFMハイホーとは別に元々経営してきた会社をお持ちで、おそらくそちら方面のコネクションで呼んできたのだと思われます。
たまに会って話をすると「営業せなあかんねん」ということを口癖のように言っていました。
B社長なりに放送局の発展を考えていたのか、それとも単に金儲けを考えていたのか。それはわかりません。
令和3年2月、驚くべき出来事がありました。
地元紙「奈良新聞」に、6日連続の全面広告が掲載されました。
本日、奈良新聞にラジオ局(コミュニティFM局)「FMハイホー」の全面広告が掲載されています。
— 奈良新聞(Nara Shimbun) (@nara_np) February 22, 2021
同局は1999年、防災と地域活性化の一翼を担うことを目的に開局されました。
本日から6日間連続でシリーズ展開されます。#好きって気持ち忘れんなよ#奈良新聞#新聞広告 pic.twitter.com/IacVNyCSIq
パーソナリティ陣は誰も聞かされておらず、寝耳に水でした。
「そんな金あったんや」その意味でも驚きでした。
掲載された広告は、本当に全面を使ったイラスト広告で、インパクトがありました。
イラストは味のある、素晴らしいものでした。
ただ、
それ以外に書かれていたものは、小さなFMハイホーのロゴマークのみ。
どんな番組をやっているのか?とか。誰が出ているのか?とか何も書かれておらず、
連絡先もホームページアドレスもなく、なんならラジオ局である、ということすら書かれていませんでした。
一体何がしたかったんだろう・・・
今だに謎な出来事でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?