F1 2021年前半戦 総集編 フェルスタッペンはハミルトンに叶わない

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特集:F1前半戦総集編

2021年のF1は全23戦あります。

前半の1戦が終了しました。

・バーレーン
・エミリアロマーニャ
・ポルトガル
・スペイン
・モナコ
・アゼルバイジャン
・フランス
・シュタイアーマルク
・オーストリア
・イギリス
・ハンガリー

これだけのF1GPが開催されたということで、今回は総集編はラジオなどにお任せするとして、ここでは後半の展望や各ドライバーやチームの状況などをみて行こうと思います。

今年の僕の勝者予想はハミルトン

僕は今年の勝つのははハミルトンだと思っています。いや僕もレッドブルホンダに勝ってほしいと思っています。日本人だし最終年のホンダに勝ってもらいたい。そしてフェルスタッペンが勝つ方が楽しいと思っている。でも結果としてメルセデス優勢だと思っています

色々と理由はあると思うのですが、僕は大きく分けて3つの理由でハミルトンが勝つと考えています。

1つ目の理由は、総合力。
マシンはレッドブルが速いんだけど、レースエンジニアの実力やドライバーの底力でレッドブルとフェルスタッペンは、メルセデスとハミルトンに敵わない気がしています。

端的に言えば前半戦で勝負をつけられなかったレッドブルの負けなんじゃないかなと。マシンの性能は間違いなくレッドブルホンダが速かった。それなのに前半戦が終わった時点でハミルトンがポイントリーダー。不運も重なったけど、結果が全てなんですよね。

事実として開幕からの2戦は確実にフェルスタッペンにアドバンテージがあったのに、ハミルトンに勝てなかったですよね。その後もギリギリの戦いではハミルトンが勝ち続けた。つまりマシンの速さが互角に近づいた場合には、メルセデスとハミルトンのドライビングとチーム力が優勢であることを示している。

ただレッドブルの戦略がバチバチにハマる時もある。ポールリカールで行われたフランスGPなんていうのはその例で、一見して必要なさそうなピットインをして後方に下がっておいて、ライバルのタイヤ交換はチームメイトで封じ込める。そして後ろから新品タイヤと軽い燃料と、仕上がった路面を活用して追いかけて結局はレーズ全体の順位は前になるみたいな、レースエンジニアの見せ所のようなレースは本当はメルセデスの得意な戦い方。(通称ハマータイム)これは去年までと違うところ。

ただしそしてハンガリーGPにおいても、ハミルトンは最後尾まで落ちたものの、結局のところは2位で最大限にポイントを獲得した。それに対し、フェルスタッペンはなんとか9位。

ハミルトンは大きなミスが少ない。これがメルセデスが勝つ要因。シーズンを通してポイントを取り続けることは、1勝することより価値が大きい。

とはいえハミルトンもアゼルバイジャンの赤旗からのリスタートで大きなミスをした。記憶にも乗っていると思うけど、ブレーキロックさせて1コーナーオーバーランしたところね。つまりハミルトンも動揺している。これはレッドブルのポジティブ要因だけど、まぁハミルトンは2度同じミスはしないだろうし気が引き締まっているハミルトンではおそらく後半にこんなミスはないだろう。

現状の勢力図としてをまとめると、マシンの速さにおいてはレッドブルホンダが少し勝っている。しかしチーム力とドライバー力はメルセデスとハミルトンが勝っているような気がします。

それでもレッドブルホンダは押し通せるほどのマシンの速さを保てるか、それともメルセデスにチーム力でこのまま追い抜かされたままになるのかは後半戦の楽しみではある。

エンジン数にリミットがかかっている

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