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起業の仕方~その5~

前回の続きです。

生きてるぜぇ~!!って感じがあって、
大きな夢や目標を初めてもった時期でもあった役者時代。

基本は、バイト!
バイト以外は稽古用の台本を覚えたり、映画で演技の勉強をしたり、
自分でオーディション雑誌を買って、片っ端から応募してみたり、
と忙しく過ごしました。

そして2年間駆け抜けた感想は、

『こんな生き方、超絶楽しいー!!!!』

でも、

『これといった手応えなし。』
が現実。。

この先どうしよ・・・
このままでいいのか?
が本音でした。。
それでも休学期間の1年間のタイムリミットが近づいています。。


『まだ、よく分からないから、もう1年休学を延長しよう!』
そう決めていました!

そんな、ある日、自分の人生史上1番の出来事が起こります!!!!



福岡の父親が入院したという報告が母親から入りました。
しかも、よく聞くと膵臓癌でステージ4。。。
助かる可能性は極めて低いと。。。


!!!!!!!!!!!!!


大混乱。


すぐさま、実家に戻りたい!!!


ただ、自分の現状を振り返ると、
■バイト三昧の生活
→もしバイトを止めると、家賃は?生活費は?・・・そもそも帰るお金も時間もない
■事務所主催の舞台の稽古真っ只中
→役に穴をあけることは決してあってはならない。仮にもプロとして

結論
→帰れない。。。!!!!!!

めちゃくちゃ苦しかったです。
バイトしてる間も、稽古してる間も“俺は何をしてるんだ?”
の葛藤でした。


そして、ある日、早朝バイトを終えたとき、着信が。
電話先は4つ上の兄から、

『今すぐ福岡に帰ってこい。』

覚悟をもって、
なけなしのお金を握りしめて新幹線に飛び乗りました。

この時の記憶は動揺していたからか、
衝撃過ぎて逃避してるのか、よくわかりませんが、
あまり覚えていません。

病院に着くと、兄母や叔父叔母などが父親の周りを囲んでいました。
まだ、微かに息はしているという状況でしたが、
その後、旅立っていきました。


私の中で、人生史上最悪で、最大の出来事でした。
ここから、私の価値観・人生観が大きく変わっていきます。


次回へ続く

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