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ダイエットにやる気は必要ない

「ダイエットにやる気は必要ない」とはいっても今までダイエットは成功したことないし、毎回結果が出なくてすぐに諦めてしまう、一人で行う食制限が辛い!、なんてことは多々あると思います。

私はこのように、ダイエットを成功したことない人に共通する点が2つあると考えています。そして今回はその2点について配信していきたい。
①目的・目標設定が曖昧
②圧倒的知識不足

1)目的・目標設定が曖昧

今まで、パーソナルトレーナーとして活動してきた私ですが、「痩せたい!」という願望があるお客さんに対して必ずして来た3つの質問があります。

①なぜ痩せたいのか、どうなったら痩せたと言えるのか
②痩せた後で、自分の気持ちはどうなって、周りの反応はどう変わっているのか
③痩せるという目的を阻害するものは何か

①なぜ痩せたいのか、どうなったら痩せたと言えるのか

なぜ痩せたいのか、それは達成したい目的に対して目標があるからです。目的と目標の違いは、目的は漠然とした概念で、「痩せたい」、「可愛くなりたい」、「かっこよくなりたい」と主観的で情熱的なものです。目標は具体的な概念で、どうなったら目的を達成したと言えるかです。例えば、「痩せたい」に対しての目標は5kg体重が落ちたら、腹筋が割れたら、という風な感じです。

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こうする事で自分のゴールが明確化されます。明確化される事でやらなければいけない事が少しは見えくるのではないでしょうか?目的・目標設定をしないのは、ゴールのない迷路をさまよっているものです。誰もゴールのない迷路なんかやりたくありませんよね?ダイエットのスタートはここからです。

②痩せた後で、自分の気持ちはどうなって、周りの反応はどう変わっているのか

これは、モチベーションを上げるテクニックの一つです。

ここで「えっ!?」やる気必要ない言うたやん!っていうツッコミをされそうですが、謝罪します。必要です。ただ、このテクニックはモチベーションを上げるだけでなく、自分を突き動かすトリガーとなるものです。これは心理学の世界で使われる心理対比というものです。

心理対比というのは、自分が目的を達成した後の自分の気持ちや雰囲気、周りの人達の反応などを事細かに、紙などに書き写します。そうする事で自分のモチベーションが上がり、やるべき事が見え、自分を突き動かしてくれます。

しかし、ここで注意したいのがいい未来だけを想像してしまう事です。いい未来だけを想像して、その様な風になってくれれば理想的ですが、現実はそんなに甘くないです。そんなんで叶ってしまうなら、もはやスピリチュアルの世界です。必要なのは、最悪な未来も事細かに想像する事です。最悪な未来を想像する事で、理想と現実とのギャップに気づく事ができます。そのギャップを埋めようとする事でさらに自分を突き動かしてくれるトリガーとなるのです。

③痩せるという目的を阻害するものは何か

if-thenプランニングと聞いた事があるでしょうか?これは目的・目標を達成する為に用いられるテクニックの一つです。数々の心理学の研究から効果が実証されていて、目的達成の確率が2倍にも3倍にもなるやり方です。やり方は簡単で、もしXが起こったらYをすると決めるだけです。例えば、(もし水曜日の6時になったら、ジムに行く)、(もし甘いものが食べたくなったら、フルーツにする)などと予め決めてしまうのです。脳はXならYという文章を暗記しやすい為、無意識にそれに従って行動できるようになります。ぜひ試してみて下さい。そして次は、痩せる為に必要な知識を配信していく。

2)圧倒的知識不足

痩せる上で必ず知っておかなければいけないのはエネルギー保存の法則である。平たく言えば、カロリー収支のことです。1日の食事摂取カロリーが1日の総消費カロリーを超えてしまえば、体重は増えるし、少なければ痩せるということだ。極端に言えば、これさえ守ればなんだっていい。ハンバーガーを食べようが、チョコを食べようがなんだっていいわけだ。しかし、こういったダイエットは、精神的にもきついし、リバウンドを起こす原因となる。そして何よりも不健康でしかない。それでは、いかにして楽に健康的に痩せていくかが一つのキーとなりそうだ。

①健康的に痩せる為のBMI

まず、健康的に痩せるために必要なのは本当に自分が痩せるべき人なのか、それとも筋肉をつける事で、くびれのある体を作る人なのかを知る必要がある。まずはこの表を参考にしてほしい。

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これは日本肥満学会が提唱しているBMIの基準値である。BMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。子供には別の指数が存在しますが、成人ではBMIが国際的な指標として用いられています。健康を維持するためは日頃からBMIを把握することが重要です。自分のBMIの算出方法。

BMI=体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)

自分のBMIを算出し、18.5未満の人は基本的に体重を上げる必要がある。逆に25以上の人は痩せる必要があると言える。これらを算出した上で、体重を上げるべきなのか、体重を落とすべきなのかを知ることがスタートです。

②健康的に痩せる為のカロリー

先ほど述べたように痩せる痩せないの話はエネルギー保存の話に集約される。

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簡単に言えば、食べた分が消費する分より大きければ体重は増えるし、少なければ体重は減るということです。

〈摂取カロリーの目安〉
標準体重1kgあたり25〜30kcalの範囲で設定します。しかし、カロリー計算は最初からやるのは難易度が高い為、1週間あたりの体重の増減で決めていくと、比較的初心者の方でも行いやすい。仮に、月に2kgペースで体重を落としていくと考えると1週間で500gペースで体重が落ちていくと、ダイエットが進んでいる証拠です。この時、体重を測るのはできる限り、同じ場所・タイミングで行うようにし、条件を揃えることも重要です。違う条件下で行ってしまうと、正確さが欠けてしまうからです。

③健康的に痩せる為のバランス

健康的に痩せる食べ物を知る前に知るべき前提条件がある。それはエネルギー産生栄養素バランスのことである。便宜上、3大栄養素と言われることが多い。下記のように炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質の3つで構成されている。糖質とはご飯、パン、麺類などである。タンパク質はお肉、魚、大豆製品などである。脂質は調味油、バター、ナッツ類などが挙げられる。

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健康的な生活を送るための理想的なエネルギー産生栄養素バランスは、炭水化物は約60%、タンパク質は約15%、脂質は約25%と言われています。しかし、毎回の食事でこれらをチェックするのは大変なので1つの参考として欲しい。

④健康的に痩せる為の食べ物

健康的に痩せる為の食べ物としてのアプローチは2つある。1つ目は悪いものを止める。良いものを取る。そんな中から今回は悪いものをやめるという点について配信する。

朝に兄と事故か

・アルコール
・砂糖
・乳製品
・揚げ物
・20時以降の食事
・トランス脂肪酸
・ジュース
・小麦粉
・加工肉

健康への第一歩としては、これらをできる限り抑えていくことです。これらは、体内で炎症を起こす元となる他、発がん性なども疑われている食品です。そして日本人の死因第一位は悪性新生物(がん)です。これらを知るだけでも自分が健康的になるのはもちろん、周りの大切な人も助けてあげられる存在に近づくと思う。

しかし、今回は全ての説明を文だけでは細かくできない為、興味がある方はZOOMにて無料の栄養指導を申し込んで頂きたい。


今回は、健康的に痩せていく為の方法について2つの軸で配信しました。

①目的・目標設定が曖昧
②圧倒的知識不足

この中の一つでも実行して、皆さんのお役に立てたら嬉しいです。





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