豊かさってなんだろう?

 こんばんは!ハッシュタグを見ていて、こういう話題について考えることが好きなので、投稿しようと思いました。

 豊かさというのは、非常に抽象的な言葉なので、きちんとした定義を元に議論されなければならない事柄の一つだと思います。一般的に、豊かさは、経済的な豊かさと精神的な豊かさを指すと思います。今回は、エッジの効いたことは考えず、この二つの側面について考えたいと思います。

 まずは、経済的な豊かさについてです。単刀直入に言えば、お金の多寡ですよね。私も、「お金持ちだったら人生最高!!」だろうなぁと考えたことはしばしばあります。綺麗事無しに、「金銭的な貧しさ」は、身も心も荒ませるんじゃないかと思います。ここで言う「金銭的な貧しさ」は、1日1日の生活を送ることで精一杯な状態のことだと思ってください。客観的に見て、そういった人たちを差別しているわけでは決してありません。しかし、毎日毎日生きることに必死な状況を思い浮かべて欲しいです。私は、そんな生活では自分のことで精一杯で、ともすると法律なんて…と考えてしまうかもしれません。つまり、豊かさを追求しようと思うと、最低限のお金は必要であるということだと思います。

一方で、精神的な豊かさについてです。精神的な豊かさについては、サン=テグジュペリ作の『人間の大地』という作品を引用したいと思います。私の考える精神的な豊かさについては、この引用に尽きると思っています。以下に引用を記します。

 「職業というものの尊さは、何よりもまず、人と人を結びつけることにある。この世に、本当の贅沢は一つしかない。人間の関係という贅沢がそれだ。物質的な富を蓄えることだけのために働けば、自分で自分の牢獄を築くことになる。生甲斐を何も与えてくれない灰のような金を抱いて、孤独の中に閉じこもることになる。」

 この引用は、前述の経済的な豊かさとやや矛盾するのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。最低限の経済的な基盤を構築することは、必要不可欠です。一方で、お金だけでは、真の豊かさは手に入らないのではないかという提言です。豊かさは、相対的なものです。そのため、言ってしまえば、豊かさの基準は、個々人で決めてもらえばいいと思うのが率直な意見です。しかし、社会人として、「社会の厳しさ」に絶賛揉まれちゅうの身からすると、給料日が来ても、仕事や社会の理不尽さから来る辛さが癒えることはないです。

 この投稿は以上です。この文章の中から自分なりに考えて、コメントをもらえると嬉しいです!それでは、また。

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