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パートナーと16年付き合ってるゲイってどうなん?

こんにちは!
人生の半分がゲイの、ゴンです。
あ、今36歳で18歳の時に初めて男に恋をしたってだけなんですけどね。

さて、今日の記事はタイトルの通りです。
noteを始めて思い出したのですが、私、昔もブログやってました。

アメブロー!記事残ってるー!笑
最初の記事が2006年ですってよ奥さん!

ゲイでパートナーと16年ってどうなん?

今日のおともMUSICはこちら!
彼氏のことを彼氏って書くのなんか恥ずかしくて、パートナーのこと「だーりん」って書いてた。


きっかけはブログだった

さて、ゲイとしてデビューし始めたばかりの18歳のゴンくん。当時はSNSは特にない時代、悩みを吐き出す場所として当時流行り始めていたアメブロに手を出してみました。
ただ自分の日記として書いていた記事にアクセスがあったり、コメントがついたりして楽しくなってきたころ、お互いの記事を読みあう読者同士の関係の人たちが出来てきます。
そんな中、読者の中で「会ってみよう」ってなって知り合ったのが今の彼でした。その経緯は当時のブログにあるので興味がある奇特な方はよかったら読んでみてください。


LGBTは長く付き合うのが難しい?

さて、それまでゲイの悩みをブログのネタにしていたゴン青年、彼氏ができたら自虐ネタが使いづらくなってきて更新頻度が落ちていきました。
付き合ってみたら彼とは特に大きな喧嘩もなく仲良しのまんま16年になろうとしています。
2022年の今の日本には同性婚の制度はないし、子供を持つカップルはほぼいないので二人を縛るものが基本何もないのがゲイカップル。これまで何百人というゲイに会ってきましたが、長く続いているカップルって少なく

「彼氏いるんだ。付き合ってどのくらいなの?」
「じ、16年…」
「え、長!!!」

なんてやり取りは今や自分にとってはよくあるやり取りになってしまいました。

ただ、16年の身からしてみると、ゲイというフィルターを入れるから長く感じるのであって、実際ノンケ(=いわゆるストレート)が

「結婚16年目です。」

って言われても「ふーん」ってくらいだと思うんですよね。
実際16年ってすごくないというのが当人の感想です。

箱根で温泉旅行~


同性婚ってどうなのよ?

さて、2022年におこなわれた参議院総選挙で選挙公約のなかに「ジェンダー・多様性」についての項目が見られました。
いよいよ同性愛が議論のひとつになる時代がきました。遠い未来に、同性婚が認められる時代がくるかもしれません。

そんな中、16年パートナーがいる筆者が同性婚を望むかというと、答えは「NO!」です。
それは、制度ができても、世間の「同性愛はなんか気持ち悪い」の感情はまだ無くならないからです。制度だけではなく、世の中の感情が変わるまで、動き出せない慎重派な筆者です。
しかし同性婚が認められるということは、愛する人と家族になれるということです。ただそれだけであり、同性婚は誰かを傷つけるものではありません。ご存じの方も多いかもしれませんが、僕はニュージーランドのこの同性婚の法案を議論する際におこなわれたスピーチが大好きです。

僕は同性婚は今は望みませんが、同性婚が認められる世の中には大賛成です。

付き合い方は人それぞれ!(マジで)

同性婚を望まないゲイカップルがいるように、カップルの付き合い方は人それぞれです。
今までたくさんのカップルと話してきましたが同じ付き合い方をしているカップルなんて一組もいませんでした。まわりは気にせず、「俺らは俺ら」という感覚で、二人だけ付き合い方をつくっていくのが長く続く秘訣なのかもしれません。
結婚という契約がない以上、長く付き合うのが難しいのがゲイカップル。性的少数者で孤独を感じやすいゲイだからこそ、いいパートナーを見つけて人生を豊かにしていきたいものですね。




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