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ドリミのイベントを振り返るよ①


ただひたすらドリミのイベントを振り返っていくだけ。
もし「最近ドリミを始めてイベントをまだ読んでいない」という人がいれば、基本は

①好きなキャラが出ているイベントから
②バナーの雰囲気で好きそうなものから

という基準で選んでOK。

この記事では、登場キャラや個人的な所感&実装当時の振り返り、「ここ好きポイント」をだらだら書いていく。
致命的なネタバレはないが、「ここ好きポイント」ではスクショを出すので、真っ白な状態でイベント味わいたい人は注意を。



「Help!木馬王子の災難

【あらすじ】
ゆめライブに向け、紫音との親睦を深めるために遊園地「メルシーランド」へ行くことになった藤次と白寮メンバー。
藤次は「針宮家嫡男」として、完璧なエスコートを完遂できるのか!?
藤次、紫音が考える「本当のエスコート」とは。

【登場キャラクター】(視点キャラが◎)
◎藤次、○紫音、時雨、真也、悠馬
(千里、孝臣、桐谷、猿渡)

【概要】
記念すべきドリミ初開催イベント。
時系列は恐らく4~5月で、内容も「ゆめライブチュートリアル」な、入りやすい話になっている。
よく踊るオモチャペアを理解するための初級教科書ストーリーだが、「藤次に自由を促す紫音」など、メインストーリーでも重要だったポイントが抑えられており、読み返すと驚かされる。
一年生の仲の良いHRの様子や、真也と射的を楽しむ時雨など、ほっこりとできるシーンも多く、ゆめライブシーンは描写が美しい。
……射的を楽しむ時雨、うん。
ドリミには珍しく、少女漫画的な読後感も楽しめるイベント。

トンチキ度 ★★☆
胃痛度 ☆☆☆
針宮藤次度 ★★★

【ここ好き】

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針宮藤次そういうとこやぞ。

「Help!木馬王子の災難 復刻+」

【あらすじ】
新歓合宿の場所を決めるミーティングのために、集まろうとする仁、一生、凛太朗。
しかし凛太朗が集合場所に指定したのは、海外のテーマパーク「メルシーワールド」で……。

【登場キャラクター】
◎仁、○一生、凛太朗

【概要】
木馬王子イベントの復刻時の追加シナリオ。
こちらも時系列は4月ごろ?
これまでも細かい台詞で匂わされていたものの、初めて湊が元白寮だと明言されたイベントだったはず。
色々と複雑な関係となった幼なじみ三人の、「変わらないもの」を純粋に感じることができる。

トンチキ度 ★★☆
胃痛度 ★☆☆
この時よ永遠であれ度 ★★★

【ここ好き】

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後輩を肩書きではなく長所で語る竜ヶ崎仁、人ができている

「スイートトリックトラップ」

【あらすじ】
突如学園に大量発生した「ぶち殺しバチ」。
千里は「女の子にモテるため」に蜂の巣探しを買って出る。
運良く蜂の巣を発見でき、生徒から「高校生探偵」と持ち上げられるが……。
校舎爆発までのリミットは35時間!?

【登場キャラクター】
◎千里、○孝臣、湊、幽、柳
(仁、千鶴、真也、時雨、巳影)

【概要】
木馬王子同様、ゆめライブチュートリアルであり、混ぜるな危険コンビの初級教科書だが、キャラの対比がとても面白い。
「探偵として動かしようのない真実を求める孝臣」と「人に望まれる通りに動き八方美人になる千里」という描写や、孝臣の探偵的能力の高さ、千里の役者としてのパフォーマンス力がしっかり描かれている。
登場キャラが満遍なくて終始楽しく、ドリミ名物の立ち絵芸もかなり完成されている。
実装前のキング&クイーンが活躍しまくり、千鶴の「おい、グズ♪」ボイスもここが初出だったためとても興奮した覚えがある。

トンチキ度 ★★☆
胃痛度 ☆☆☆
地味に重要描写多い度 ★★★

【ここ好き】

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ご褒美

「スイートトリックトラップ 復刻+」

【あらすじ】
偶然、裏庭でフランス語の詩が書かれたノートを見つけた藤次、由仁、真也。
探偵になりきって、由仁は持ち主探しをすることを提案するが、藤次はそのノートからあることに気づく。

【登場キャラクター】
◎藤次、○由仁、真也
(悠馬、柳、湊、紫音、千鶴、仁、一生)

【概要】
スイートトリックトラップの復刻時の追加シナリオ。
藤次が、由仁と真也という因縁の間に違和感なく収まっているのが妙に面白い。
オチは途中で予想できたが、テンポ良く楽しい展開が続くので全く飽きずに読み進められる。

トンチキ度 ★★☆
胃痛度 ☆☆☆
小動物3匹の愛しさ ★★★

【ここ好き】

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わんわん!

「叛逆のシュヴァリエ」

【あらすじ】
代筆中の漫画中で、どうしても怒りを爆発させる表情を描けない悠馬。
千里と藤次の提案で、実際にキャラクターを演じることで感情を理解してみることに。
そんななか、妹にもらった思い出の鏡が柳のせいで割れてしまい――。

【登場キャラクター】
◎悠馬、○柳、真也、藤次、孝臣
(千里、桐谷)

【概要】
初めての東京人の初級教科書であり、メインストーリー第一部の完璧すぎる前日譚。
「二人の騎士が交わした“約束”」「ヤナロットの“正体”」「タカドレットが警告する“真実”」など、劇中劇の形で第一部における重要キーワードがちりばめられていて恐ろしい。ライター何者ですか。
理想的な先輩とは言えない柳と、後輩思いの先輩・真也の対比も美しく、劇中劇でのアーサー王パロディもコミカルで楽しい。
「演じる」ことがキーになるイベントだが、なぜか千里がガチャにも、報酬にもなっておらず、「なぜ???」と困惑した。

トンチキ度 ★☆☆
胃痛度 ★★☆
劇中劇の完成度 ★★★

【ここ好き】

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純朴の擬人化

「叛逆のシュヴァリエ 復刻+」

【あらすじ】
出演劇で「椅子」の役をすることになった千里だが、物として無我になることができず苦戦する。
そこに偶然やってきた幽に教えを乞い、二人で修行へ行くことに。

【登場キャラクター】
◎幽、○千里、湊
(悠馬、藤次、孝臣)

【概要】
反逆のシュヴァリエの復刻時の追加シナリオ。復刻でついに千里が報酬になり大喜びした。
たった二話に重要な描写を詰め込む選手権で優勝できるほど、濃いシナリオ。
こちらも劇中劇と現実がリンクする内容になっており、果たして現実での「椅子」は誰なのか、と考えてしまう。

トンチキ度 ★★☆
胃痛度 ★★★
自己肯定感について考える度 ★★★

【ここ好き】

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演劇は呪術的儀式から生まれた説もあり、本当は真逆じゃないんですよ。

「華麗なる執事たちの輪舞曲」

【あらすじ】
教室で、千鶴に「竜ヶ崎家の執事手伝い」を強要されている幽を見かねて声をかけた時雨は、なぜか共に執事手伝いをすることに。
千鶴は時雨を陥れる作戦を練っているようで、あえて敵地に乗り込んで、千鶴にお灸を吸えようとする。
どこまでもマイペースなメンバーと時雨の執事手伝いの行方は!?

【登場キャラクター】
◎時雨、○幽、湊、紫音、千里
千鶴、(悠馬、藤次、孝臣、真也)

【概要】
この頃から、イベント内容が「ゆめライブ」に縛られなくなる。
執事コスのわいわいイベントと思わせて、時雨に「仕える者」としての心得を語らせたり、ビューティー&シャドウやリヴァイアサンに続く千鶴と幽のスタート地点になった重要イベントだった。
ドリミはBGMにまで拘りがあることが分かり、恐らく皿を拾うシーンなどで流れるあのピアノ曲は「ビアンキファミリーとしての時雨」の象徴ではないか(曲名が分かる方教えてほしい)。
「執事」イベントだが、なぜか千鶴が実装前に開催され、それなのにストーリーでは千鶴が大活躍し、「なぜ???」と困惑した。復刻があればプラスのシナリオはメインは千鶴になると…思って…。うっ。

トンチキ度 ★★☆
胃痛度 ★☆☆(二部読了後→★★☆)
ラスト数タップに重さ詰め込み度 ★★★

【ここ好き】

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ふーーーーーーーん(この時、由仁未実装)

 

 

 

今回振り返ったイベントは初期のもので、後半のイベントに比べると「トンチキ」にも「感動」にも振りきれておらず、確かに火力は弱めである。
しかしキャラクターの描写がほぼぶれておらず、シナリオの根幹を握っていたであろうディレクター恐るべし、を感じることができる。
また、重要な布石が淡々と敷かれており、三部前の今、読み直す意味は十二分にあるはずだ。

これを書くために約一日一イベントのペースで読み返していたが、その度に新しい発見があるので、実質新規イベントを毎日読んでいることになる。
ドリーミングの“不滅”を感じつつ、この作業は非常に時間がかかるので、ゆっくり進めます……。

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