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理解力のある彼くんと104点の女とフライドポテト

とにかく楽がしたい。一度水を滴らしたら、下流に進み、やがて上流に流れていく...そして無限に流れ続ける川になる、あの騙し絵が好きだった。軌道に乗ったら何もしない。「永久機関を完成させる」俺の人生の永遠のテーマである。

理想と現実、そのあまりにも乖離している部分に目を向けず、上を向くこともなければ下も向くこともない。空知先生よろしく、横を向いて燻んだ目の隣人と手を繋ぎ、一生金と人に働かせられる。そんな暮らしが平凡な暮らしだというならそれも悪くないのかもしれない。いつだって大事なのは等身大の自分なんだなあ。

それでも、その手を引き払って上を向いて、もがき続ける人がいる。極端な例である上、こんな塵溜めに名前を出すのが申し訳ないが、その1人に池江選手があげられる。我々が服役しているインペルダウン最下層に光を届け、有象無象が空を見上げる一瞬を作り出したのは紛れもなく彼女だろう。

いつだって理想の物語を構成するのは努力である。その努力は正しいとか、間違ってるの次元にはいない。自分がその努力を意識しているかどうかなんてもっての外だ。自分なりの「成功」を成し遂げ続けている人には、必ずどの文脈にも努力の2文字がある。
ここでは現在の自分の状況を「成功している」と評価する奴を指しているのではない。そういう人はマルチの才能があるから、57万円のUSBを僕に売りつけてきてください。
自分の過去を能動的に振り返ることができる人を「成功」している人と位置付ける。

めんどくさい。非常にめんどくさい。こんなこと書かなくたって皆分かってるの知ってる。成功している人は「こんなこと書くなよ!皆成功しちゃうじゃん!」って思うだろう。

「努力はするべき」

非常に重要なことで、当たり前のことを書いてる。

私の物語は、私自身の意向に沿って終わりに近づいている。作者が終わらせたがっているなら、作品も終わる。伏線回収もクソもない、ネット大荒れの最終回間違いないだろう。正直、「これでいいのかな」と思ったりもするけど、いかんせん付け足す線が見つからない。(見つけたくない)俺たちの戦いはここまでだ。

というわけで、ゴミダメ先生の次回作は社会人ルポ漫画です。今回の連載で得た要領そのままに、飯食ってレビューしてゆるかわな絵で4ページ描いて終わらせます。

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というイメージでゴミダメ人生の第二章を始めたいと思います。プライベートに多大なる理解力のある御社くんを選び出して、適当に休んで、楽しながら、すり減らす心もないから気楽にやっていきたいです。

こんな願望は多分叶いません。結局なんだかんだ努力してしまい、せっかく頑張ったんだから、とプライドofポッチャママインドを引き起こしなかなかの高望みをしてしまうのでしょう。また叶わなかったら心が壊れてしまいそうですが、そんな時に頼れる友人や家族がありがたいことに何名かいるので、その関係を大切に引き継いでいこうと思います。

友達と可愛い子とフライドポテト(TOHO)がいなくなった時が俺の人生の終わりだと考えてます。

した。

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