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演劇

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演劇の活動の情報をまとめます。
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記事一覧

ひとりプレイバックシアター「どんどん詰まってきた男の人」

今日の終わりに、何か「こういうことあったなぁ」とか、「そういえば、なんとなくこんなことを思い出した」とか、「ずっと昔に、、、」とか、なんでもよいのですけど、今ふっと思い浮かぶことはありますか?

はい。

では、お願いします。(相手に近づき、目線を穏やかに合わせる)
どのようなことでしょうか?

喫茶店に入ったんですけど、そこは緑道が目の前に見えて、小学生が歩いたり、スーツの会社員がぼんやり過ごす

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ひとりプレイバックシアター

先日、ひとりでオブジェクトを使ったプレイバックシアターを行なった。ごく短いものだったのだけど、とても良かったので、これをもっとやりたい!と思いました。
トレーニング的に、自助的に「ひとりプレイバックシアター」を文字上で行ってみます。

※進行中の「演じる」は、部屋で実際に演じてみてます。

今日をふりかえって、なにか、こういうことがあったなぁ、とか、あっそういえばこんなことを思い出した。とか、

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プレイバックシアターの良さ

なにか、困ったな、とか、驚いた!とか、
ある出来事が起きて、沸き起こった感情は、その瞬間にはなんとも分別のつかない名前のものだと思います。
その沸き起こった感情を、少し離れたところから(離れた時間から)、「あぁ、その感情は○○だね」と、自分で自分に名付けてあげて、その一連の出来事を物語に変換する。

物語になると、その中の登場人物の目線でその出来事たちを見ることになって、それらの反応は、名付けられ

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イェルマ/ガルシア・ロルカ

ガルシア・ロルカ悲劇三部作上演プロジェクト第二章「イェルマ」スペインの作家ガルシア・ロルカの悲劇三部作を上演します。

5月31日、6月1日にももち文化センター大ホールで上演します。

イェルマというのは、「不毛な」という意味。日本の名前だと、「幸薄子」みたいな感じですかね。つまり、満たされない、不幸な様子を示した名前。
このイェルマという女性は、フワンという夫と2人で暮らしています。けれど、2人

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夢野久作劇場 犬神博士

2019年2月15日(金)19:30開演

夢野久作が書いた未完の大作"犬神博士"を2018年9月から月一で朗読してきました。

2月にいよいよ、88話から108話・最終話まで読みました!

最後、楢山社長と県知事のいる青柳を振り返って、火事になっている景色を声に出しながら見つめていると、主人公チイの身に降りかかる苦難に涙が溢れてきました。
小さな子どものチイに巻き起こる騒動は、全てが苛烈で壮絶で

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まわしよみ新聞劇 大人の男と女

まわしよみ新聞劇 大人の男と女

まわしよみ新聞を行なった後に演劇をつくる「まわしよみ新聞劇」を1月14日・成人の日に「大人の男と女」をテーマに開催しました!

開催概要

日時
2019年1月14日(月・祝)13:00〜16:50

会場
アミカス高宮

演出者
重松輝紀「グレイ新聞」
田村さえ「平成人生」

全体進行・企画
五味伸之

まわしよみ新聞劇
2015年8月15日スタート。終戦記念日をテーマに「8月15日を劇にす

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