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仕事の断捨離。1つのラジオ番組を手放しました。

私が所属するラジオ局では、4月と10月に番組編成があります。私は地元のコミュニティFMの番組を3つ持っています。その1つの番組をこの3月で卒業しました。今日は最後の収録日。

前任者から番組を引き継いで、多分10年くらい関わっていたと思います。私の放送で、625回目の放送(我ながらすごいね!)。多分、500回以上はこの番組を仕切っていたと思います。今回の放送は次の担当者の方と対談形式にして、番組を引継ぎました。

何事にも始まりがあれば、終わりがあります。
この仕事にも始まりがありました。思えば、荒い仕事の振り方だったなぁと感じています。(おいっ、社長(笑)。今となっては笑い話ですが)「ごみさん『ついでに』この番組もお願いしますね」という振り方でした。その当時は若かったし、経験も積みたかったし、「ついで」でも構わないか、と思っていたのですが、10年も経つと自分の仕事スタイルも変わるし、何のためにやっているのか分からなくなります。
「ついで」仕事なので、仕事量に見合う謝金でもない。月に何度も拘束される。「ついで」だからと、私の好きなことをやろうとしたら、それはそれで阻止されたりします。
そろそろ卒業します、と社長と掛け合ってきましたが、2年の月日が経ちました(苦笑)。ようやく、その日。気持ち晴れ晴れです。

何事も断捨離ですね。
私でなくても構わない仕事は、次なる志ある方に譲ればいいのです。

仕事というのは、三面等価の原則です。「責任・権限・義務」のバランスが悪ければ、破綻がきます。組織の中で、仕事を始めるにあたって、多少面倒かもしれないけれど、このあたりを確認してから進まないと、後で自分が嫌な気分になるんだよね。自営業ではこの考え方は当てはまらないけれどね。

少しの辛口と、仕事人として未熟だった10年前の私の対応のお話しでした。

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