見出し画像

【#ゴミフェス532鎌倉】 参加店舗様ご紹介「kamakura 24sekki」

鎌倉で始まった、ごみ問題を「楽しく」解決することを目指すコミュニティ、ゴミフェス532。ゴミフェス532には、ごみ削減をはじめ、様々な環境問題に取り組みされている、また、これから取り組みにチャレンジしようとしている素敵な店舗様にご参加いただいています。この記事では参加店舗様の想いやごみ削減の取り組みをご紹介させていただきます。

ゴミフェス532(ゴミニティ)とは?
ゴミフェス532は「コミュニティの力でごみ問題を楽しく解決」を合言葉に、鎌倉のごみの課題を「楽しく」解決するために、それぞれが興味をもった活動に参加し、取り組める”部活”のようなコミュニティです。
2021年5月30日は”文化祭”と位置づけ、各取り組みの発表と、更に多くの方々が仲間になる場として、フェスを開催します。
※オンライン開催となりました。詳細はHPをご確認ください。

ゴミフェス532参加店舗様ご紹介 「kamakura 24sekki」

今回は、kamakura 24sekkiさんをご紹介いたします。

画像1

画像2

先ずは、店主の瀧澤智美さんに、オーガニックヴィーガンカフェのお店を始めたきっかけについて伺いました。

画像3

実は、昔はとてもQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低い生活をしていたんです。いつも体調が優れず、偏頭痛に悩まされていました。
体調を崩しては、薬を飲み。薬を飲んで、また体調を崩すという悪循環を繰り返していた時、頭痛の専門医から市販薬の利用をやめるように言われ、その頃から、根本的に生活を変えなければ、特に食事を変えなければと考えるようになったとのこと。
マクロビオティックを学び、これまで使用していた食材や調味料を、無農薬・固定種在来種の野菜や穀物、古式製法の発酵調味料・自然製法の食材に変え、食べ物を育む土や環境にも深く関心を持つようになられたそうです。

食生活を変えたことで、長年苦しんだ体調不良や偏頭痛が消えたことから、食を通してこの経験を皆さんに伝えたいと思いお店を始められたとのこと。

大切にしている事や環境への取り組み

日本の発酵にこだわりたくて、味噌屋さんの蔵の麹菌を自然栽培米につけた麹を使って自家製種を起こしパンを作っています。また、15000年前の小麦の原種と言われるアインコーン100%を使ったパンドミやマフィンなども皆さんにご好評いただいています。

総菜パンなどの具材は、出来合いの物を使うのではなく、すべての材料を吟味して厳選し、一から手作りをしているので、仕込み時間がとってもかかってしまうんです。とのこと。

画像4

画像5

画像6

今はコロナ禍なので、止む無く陳列時の個包装をしていますが、環境への取り組みは、レジ袋の有料化が始まる前から、マイバックの推奨に取り組んでいました。また、ドリンクのテイクアウトにマイ容器を持ってきてくださった方には、ドリンク代を20円引かせていただいています。

画像7

店内の什器も新たに購入するのではなく、古材・古道具屋さんで自分のイメージする什器に使えそうな古材を選んで、家具職人さんに作ってもらいました。

これ見てください♪このショーケースの上部と側面のパーツは欄間なんですよ(^^)

画像8

天板以外のパーツも様々な廃材だった物が組み合わさり形を変え、イメージ通りのショーケースができたとのこと。このショーケースに愛着を感じていらっしゃる様子がとても伝わってきました。

あと、この椅子も廃材なんです♬

画像9

*お店中央のテーブルに使われている長椅子

このお店は、とても非効率な仕事の仕方をしていると思うんですけど、でもこだわって地道にやっていると、お客様からお手紙を頂いたり、励ましの声をかけて頂いたり、皆さん勇気づけて下さるんです。皆さんに支えられていると感じるんです。とのこと。

瀧澤さんに、いろいろとお話を伺いましたが、様々な想いが、お店にも材料の吟味や仕込みにも店内の什器にも、そしてパンにも想いや愛情がたくさん詰まっていることを感じました。

画像10

画像11

お店の情報

店名:kamakura 24sekki
住所:鎌倉市常盤923-8

営業時間等、最新の情報は店舗様のHP・SNSからご確認ください。
HP:http://24sekki.p1.bindsite.jp/index.html
FB:https://www.facebook.com/kamakura24sekki
Instagram:https://www.instagram.com/kamakura24sekki/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?