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【#ゴミフェス532鎌倉】 参加店舗様ご紹介「天晴レ にっぽん 大衆まめ皿酒場 いまや」

  鎌倉で始まった、ごみ問題を「楽しく」解決することを目指すコミュニティ、ゴミフェス532。ゴミフェス532には、ごみ削減をはじめ、様々な環境問題に取り組みされている、また、これから取り組みにチャレンジしようとしている素敵な店舗様にご参加いただいています。この記事では参加店舗様の想いやごみ削減の取り組みをご紹介させていただきます。

ゴミフェス532(ゴミニティ)とは?
ゴミフェス532は「コミュニティの力でごみ問題を楽しく解決」を合言葉に、鎌倉のごみの課題を「楽しく」解決するために、それぞれが興味をもった活動に参加し、取り組める”部活”のようなコミュニティです。
2021年5月30日は”文化祭”と位置づけ、各取り組みの発表と、更に多くの方々が仲間になる場として、フェスを開催します。

「天晴レ にっぽん 大衆まめ皿酒場 いまや」

 今回は「いまや」さんをご紹介させていただきます。
 いまやさんは、2019年12月9日に鎌倉市大船仲通商店街でオープンした、野崎均さん、野崎彩代さんが営む、とても美味しい日本のご飯をいただくことができる大衆食堂です。今回、お店の想いやごみ問題に対する取り組みについて、均さん、彩代さんのお二人にお話を伺いました。

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写真左から:野崎均さん、野崎彩代さん

 いまやさんは、「日本の素晴らしい食文化で日本を元気にする」ことをコンセプトに、こだわりの食材を用いたお食事やお酒を提供されています。実際にいまやさんのお食事をいただくと、体も気持ちも元気になることを実感できます。

 いまやさんではごみ問題に対してたくさんの取り組みをされていますが、お店をオープンするときから環境問題に意識して取り組みされていたのではなく、日々お店を経営される中での様々な気づきや、人との出会いによって取り組みを広げていると伺いました。
美味しい食事を作る為に水にこだわりたい、また飲食店からまちをきれいにしたい、そういった想いを抱く中、自分たちのお店を持つようになったことで、自分たちの手の届くことはやっていきたい、やらなくてはいけないと考え、取り組みされているとお話いただきました。

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環境問題への取り組み

 いまやさんでは、食品ロス削減、使い捨て容器やプラスチックの削減、合成洗剤の使用量削減、そしてコンポストでの生ごみの堆肥化など、とても多くの取り組みを実施されています。

 食品ロスに対しての具体的な取り組みとして、ロスを極力出さないようにメニューを考え、更に大根やカブの葉を捨てずに加工して有効活用するなど、食品を極力ごみにしてしまうことがないよう工夫していると伺いました。最近ではお店の前に設置したコンポストで生ごみを堆肥化し、鎌倉の畑に提供するといった循環の取り組みにチャレンジしているとのことです。

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また余剰野菜の課題について『マルホシ野菜』という企画を始められています。三浦の美味しい野菜を、長期保存可能、かつ栄養と美味しさが凝縮された干し野菜にすることで食品ロス削減を実現する、とても素敵な企画です。

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 使い捨て容器やプラスチックの削減の取り組みされています。テイクアウト用の容器をプラスチックから紙に変更した他、お客さんが持参した容器へのテイクアウトの提供など実施しています。またそれ以外にも、排水による環境への影響を考慮し、合成洗剤の使用削減や、汁物・残飯の廃棄時にできる限り固形物を取り除くといったことを意識して対応されている他、大船で開催されているごみ拾い活動にも参加されているとのことです。

 お話をお伺いしていてとても感銘を受けたのは、自分たちだけではなく他の人にも伝えることで、みんなでまちをきれいしようと行動されているという事です。自分たちのお店での取り組みをスタッフのメンバーに伝えることで、そのスタッフの方々が環境問題について考える際の選択肢を増やすことができるのではないかというお話を聞き、いまやさんの取り組みは、周囲のみんなを巻き込み、まちを元気にしているのだと実感致しました。

ゴミフェス532に期待すること

 ゴミフェスの取り組みは、是非継続していって欲しい、またこうした取り組みは、まちに住む人一人ひとりが、当たり前のように関わるものになってほしいとお話いただきました。まさにお話いただいたことが私たちのゴミフェス532のミッションであると考えています。いまやさんに後押しいただき、今後もいっそう気を引き締めて活動していきます。

お店の情報

店名:天晴レ にっぽん 大衆まめ皿酒場 いまや
住所:神奈川県鎌倉市大船1-15-16
営業時間等、最新の情報は店舗様のHP・SNSからご確認ください。
ホームページ:http://imaya.info/

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