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多すぎるヤマハの電子ピアノ用の鍵盤種類

ヤマハの電子ピアノ用の鍵盤種類は多い。
現在発売中の機種だけでも以下の通り8種類もある。これは河合の2倍だ。
①グランドタッチ(木製) 27cm エスケ有 CLP-785 775 CVP-809 805
②グランドタッチS(木製)21cm エスケ有 CLP-745
③NWX(木製)                       21cm エスケ有 CSP-170 P-515
④NWーGH3(木製)            21cm エスケ無 YC88 CP88
⑤グランドタッチS(プラ)21cm エスケ有 CLP-735
⑥GH3X(プラ)    21cm エスケ有 CSP-150
⑦GH3(プラ)     21cm エスケ無 YDP-165
⑧GHS         17cm エスケ無 P-45 P-125 YDP-145

これは私の妄想です。
鍵盤の種類が多いと製造コストも保守コストも上がる。
特に販売数が少ない機種しかない鍵盤については、致命的だ。
経営課題的にはそういう機種の鍵盤を変更して種類を統一するか、該当する機種を廃版にする事を考えるだろう。
上記のうちに問題と思われるのは③NWX、④NWーGH3、⑤GH3Xである。
強いて言うならば売れているYDP-165の⑦のGH3も再考すべきである。
まずその前に③と⑥のCSPであるが、実際のこの機種は廃版ではないかと勝手に想像している。(個人の妄想と思い込みなのであしからず)
そう考えるのはヤマハの公式HPに「在庫僅少品」という表現があること。
またクラビノーバシリーズ全体が、グランドタッチ鍵盤に移行していく中でこのCSPシリーズのみが置いていかれたことだ。
このCSPには光るキーボード的な機能があることもあり、売れていないCSPにわざわざ手間をかけて改造する必要がないと経営が判断したのではないかとも考えられる。
来年にはクラビノーバのリニューアルがあると思うので、そろそろその辺りがはっきりするだろうと思っている。
さてその前提、すなわちCSP-170が実質的に廃版であった時に、必ずしも売れている機種とは言えないP-515だけのために、③のNWX鍵盤を継続するかという疑問が残る。
では、グランドタッチS鍵盤に変更するのか?グランドタッチ鍵盤は、GH系の鍵盤とはかなり違うために大きな改造になるはずだ。
クラビノーバであれば改造部分も共通化できるがクラビノーバとの共通化部分がないであろうP-515を本当に改造するのか?という疑問がある。
もし私がヤマハの経営ボードであったら、P-515は廃版にして欧米で販売中のP-125の上位機種であるDGX-670(鍵盤はGHS)を発売するだろう。
さて残るは、YC88とCP88である。
どちらもプロ向け機材という事で数が売れるものでない。
さらに61鍵盤を除いてYCとCPは同じステージキーボードということでカニバっていると思う。
もはやYCにオルガンというイメージはない。
したがって、ステージキーボードをYCに統一して88鍵盤モデルをGHS鍵盤に変更すれば問題は解決するし、DGX-670との共通化も図れる。
鍵盤があああと文句を言う一部のユーザーにはノードピアノでもお勧めすればよし。
さて一番厄介なのが、⑦のGH3である。YDP-165の鍵盤をグランドタッチS(プラ)に変更すれば、エスケープメントがついてカワイのCN201と同等の機種となるが、それでは、CLP-735との違いが少なくなってしまう。
あくまでもアリウスはクラビノーバより格下でなければならない。
現状の価格差は6万くらいあるのでこれはどうしようもないだろう。
  

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