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Pシリーズの歴史

まずは、Pシリーズの歴史を振り返ってみる。
機種名、発売年度、鍵盤種類、音源名、同時発音数、重さ、スピーカー
P125 2018年 GHS鍵盤 RGE3音源 192同時 24音色 11.8 kg 12cm×2 + 4cm×2
P115 2015年 GHS鍵盤 RGE2音源 192同時 14音色 11.8kg  12cm×2 + 4cm×2
P105 2012年 GHS鍵盤 RGE 音源 128同時 14音色 11.7kg 12cm x2 + 5cm×2
P 95 2010年 GHS鍵盤 AWM音源 64同時 10音色 12.0kg 12cm x2 + 6cm×2
P 85 2007年 GHS鍵盤 AWM音源 64同時 10音色 11.6Kg 12cm x2 + 6cm×2
P 70 2005年 GHS鍵盤 AWM音源 32同時 10音色 13.0kg 12cm x2 + 6cm×2
P 60 2003年 GH鍵盤 AWM音源 32同時 10音色 16.0kg

この流れの中で、一番大きな変化は、2005年のP70から鍵盤がGHS鍵盤に変更になったこと。そして、大幅な重量軽減になっている。
参考までの当時の評判はどうだったか?
価格コムの口コミが残っていたので確認したが、結論的にはGHS鍵盤への変更は「非常に不評」であった
「鍵盤が軽くなった、タッチが軽い」
「プラスチックっぽい、安っぽい」などなど
GHS鍵盤は、内部構造は明らかになっていない。
しかし各種分解画像などを見るにポータートーンなどで使われている安価なプラスチックバネ鍵盤にGH鍵盤のグレードハンマーなる針金を入れたものらしい。
そのGH鍵盤が出てきたには1998年頃。GH鍵盤はその後センサーを増やしGH3(2002年)GH3X(2011年)と進化していくが、GHS鍵盤は進化したという話はきかない。

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