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それでも貴方は転売屋からP-125を買いますか?

前述の通り、大手メーカーの中ではほぼ最低グレードのGHS鍵盤
そしてヤマハの中での最低グレードでメインストリームから外れたRGEスタンダード音源
その他にも他社の最新機種や今の時代を考えて首を傾げざるを得ない事も多いP-125
例えば、ヘッドフォンジャック。
世の中のヘッドフォンジャックの殆どがミニジャックであるのに標準サイズのジャックである。
だから変換アダプターが必須になる。
またAUDIO-INがないため、USBのインターフェースのない音楽再生装置をつないでピアノ本体で鳴らすこともできない
スマホとの無線接続もできない。iphoneとの接続に関してライトニングケーブルを別途購入する必要がある
それとアコースティックピアノに関係ないが、エレピなどではエフェクトが重要だが、これについてはリバーブしかなくてコーラスとかそっち系のエフェクトがない。
まあ全く悪い事ばかりでなくて他社に比べて評価できる点もある。
例えばスピーカー。
流石に音響機器メーカーでもあるのでスピーカーで鳴らした時の音は他社のエントリーモデルに比べては良い。(それでもコンパクト型だからたかが知れているが)
最悪だったのはカシオだが、最新機種から大分改善されてきた。
色々書いてきたが、あくまでも個人的な感想である。
ただ実際に自分自身がPシリーズのユーザーであること。
それと実家にカシオのエントリーモデルもあり実際に触れていること。
その事から、どっちも値段相応のものであり、ヤマハのPシリーズが圧倒的に優れているという感覚はない。
5~6万であれば好きなほう買えばっていうだけである。
しかし、その1.5倍から2倍の金を出してまで買うべき機種であるのか?
そうとは到底思えないし、まるでヤマハのP-125が他社に比べて相当優れている意見については、具体的な論証が何もないのではと思っている。

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