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スリム&スタイリッシュなデザインが魅力のP-125?

これは個人の感想です。
自分がカシオのコンパクト型電子ピアノからヤマハのコンパクト型に変えた時の印象は「ごつくで無骨なデザイン」だった。
特に筐体の下部は凹凸が多く、継ぎ接ぎだらけのイメージがあった。
このあたりの写真はヤマハさんのホームページにもないので参考までにあげておく。

ヤマハコンパクト型電子ピアノ側面下部

実際、各社のコンパクト型のサイズを参考までに上げておく。

ヤマハ P-125
幅1326mm×奥行295mm×高さ166mm
カシオ privia px-s1100
幅1322mm×奥行232mm×高さ102mm
ローランド FP-10
幅1284mm×奥行258mm×高さ140mm
河合 ES110
幅1315mm×奥行290mm×高さ150mm

幅奥行高さにおいてヤマハは全て大きい。
だから他社との比較でコンパクトでない。
よく言われることは「カシオは鍵盤長が短いのでコンパクトだ」だそうだが、実際のヤマハのGHS鍵盤はカシオの鍵盤長は同じくらいで17cm前後である。
ローランドのFPは21cm長なので、ヤマハのGHSはそれより短い鍵盤長なのに奥行きはヤマハのほうがある。
自分の場合はカシオからの切り替えだったので、特に高さが6cmも増えたこと。
特に鍵盤上面から底面までの高さが増えて、かなり厚みがあるのである。
これはアコースティックピアノに対してもそう。
要は「膝が底面にぶつかりしっくりいかない」のである(個人の感想です)

ちょっと気になったので、過去のPシリーズのサイズの変遷をみてみた
P-60 幅1342mm×奥行354mm×高さ138mm
P-70 幅1330mm×奥行355mm×高さ133mm
P-85 幅1326mm×奥行295mm×高さ151.5mm
P-95 幅1326mm×奥行295mm×高さ151.5mm
P-105 幅1326mm×奥行295mm×高さ163mm 
P-115 幅1326mm×奥行295mm×高さ163mm

まずP-60からP-70に変わった時にはGH鍵盤からGHS鍵盤にグレードダウンして重量は3キロ減ったのだが大きさは変わっていないことだ。
そして2005年いまから17年前に発売されたP-70のほうが高さが低いのである。容積でも若干小さい。 
P-85になって大きく外観が変わる。奥行きが6cm減ったのだが、その反面高さが2cm近く増えた。
さらにP-105でさらに高さが1cm増えて現在に至る。
これは私の全くの想像だが、P-60からP-70に変えた時に基本レイアウトはP-60を踏襲したのではないか。
そして鍵盤長が短くなった分、奥行きを詰めたのがP-85ではないか。


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