今日の出来事

とても現実的な話。

慎重な帰省の後、一人暮らしの部屋に帰ってくると、Amazonの小さい荷物が届いていた。身に覚えがない。投函間違いを疑ったが、宛先は確かに自分だ。何か注文したっけか、と中身を探るとペンのような感触。とりあえず、部屋に入ってから開けてみることにした。

5日ぶりに部屋に入る。特に年末に掃除などしていなかったが、最近は割と整理していたので、案外きれいに見える。長らく使っていない冬の部屋は寒い。暖房を二つ付けてパソコンの前に座り、例のAmazonの小荷物を開ける。

中身は予想通りペン。予想が当たったことが、むしろ意味予想外だった。やはり身に覚えがない。誤操作で何か注文した?アカウントを悪用された?しかし、注文履歴にも存在していない。最近では、古いクレジットカードの情報が抜き出されて、まだ利用可能か確かめるために、小さい商品を注文することがあるらしい。

なんだか気味が悪いので、近くの八坂神社まで散歩して新年の挨拶でもしようかな、と思っていた気も失せる。

今日中に解決したくて、Amazonのカスタマーサービスにチャットで相談した。なんと深夜の12時近い時間なのに、リアルタイムで対応してくれた。荷物の問い合わせ番号、お届け先が自分の住所で間違いないことを伝えると、どうやら自分以外の誰かがAmazonで注文したものを「プレゼント」として送ったらしい。というところまでは分かった。ペンを?こんな時期に誰が何のために?やはりすっきりしない。

そんなものを送ってくる意図が分からないが、何より特に知り合いからペンを送った、などという話は聞いていない。ダメ元で相手の情報を教えてくれないか?とお願いしてみたが、当然ながら開示できないとのこと。んー、気持ち悪いままだなぁ…と思っていたところ、なんとAmazon側から注文者へ確認の連絡をしてくれるとのこと。そこまで対応してくれるとは思わなかったので、対応の良さに感心してしまった。

まだ解決していないが、Amazon側からコンタクトを取ってくれるなら、何かしら続報があるのではないかなと、少し期待している。


自分にギフトを贈るような人の心当たりがない。いったい誰なのだろう。もしかしたら…などとありもしない人のことを思い浮かべたりする。そもそも、他人にAmazonのギフトを贈るために必要な情報とはなんだ?届け先の名前が英語になっているから、恐らくAmazonのアカウント情報だと思うのだが…


一縷の希望はあるけれど、やはり気味が悪い。解決が見られないようなら、包みごと、どこかで燃やしてしまおうか。

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