10時間睡眠の夢

朝です。

休日なのに、8時には起きていた。実に珍しい。
昨夜は7時過ぎには帰宅して、適当に食事を済ませた。なんだか午後くらいからずっと気分が悪くて、それを必死に抑えて仕事をしたら疲れてしまったので、とりあえず仮眠をと8時過ぎにベッドに倒れ伏した。
最初に意識が戻ったのは11時過ぎ。スマホの時計を確かめるのが精一杯で、それ以上は身体が動かなかった。
その後も何度か意識が戻るけれど、覚醒するには至らず、やがて深い眠りについていた。気づけば朝だった。よっぽど疲れていたらしい。起きてからも気分が悪いのは、多分寝過ぎたから。

なんだかずいぶん長い夢を見た。現実のような、現実だったもののような、過去のような未来のような。ショッピングモールみたいな場所のおしゃれな外階段を登ったり降りたりしていた。何人もの人と待ち合わせをして入れ違いに会っていたような。顔は覚えていない。夢に出てくる人々の顔って、今までどこかで出会っている人たちのものだというけれど、少なくとも記憶にはない人々だ。ちょうど一昨日のセミナーでGANの話があったので、ディープラーニングレベルでも人の顔を生成できると知ったけれど、多分それは関係ない。知り合いはいなかった。
夢の中で、現実の過去に出会った人のことを考えていた。こんなことがあったよな、と過去を夢の中で考えていたが、覚醒してすぐ思い返すと、その記憶すら夢だったと気づく。いやそれでも似たようなことは、それ以上のことはしていたかなとか考えていたのは夢の中か、少し意識のある微睡の中か。

来週は連休が続くらしいけれど、休日を無為に過ごすしかない自分がいることを考えれば、休みが続いてもただ歳を取るのが加速するだけだ。かといって仕事をしても何も生み出していない。20代後半から30代前半って、誰しも停滞期があるらしい。名前もついているらしい。27クラブとも無縁ではないのだろう。停滞というと先に進みづらい様子を思い浮かべるけど、それよりか今の自分は、泥沼にひたすら沈み続けているという感覚の方が近い。停滞よりもさらにタチが悪い。

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