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月明かりの下、ちっぽけなつよがり

ここ最近、感情の代謝が激しい。率直にいえば、自分の気持ちを吐き出していないと心が落ち着かないので、noteを1日に2回も更新できてしまう。
異常。

学生時代の人々に会っていたので、学生時代くらい調子に乗って飲んでしまった。おかげで横浜からの2時間、潰れないようにと割と頑張って帰ってきた。
駅から部屋までの道、晴れているのに星が見えないなと空を見上げていたら、雲間から煌々とした月が顔を見せた。満月なのだろうか。今晩の月はやけに明るい。
電気を消せば、部屋の中ほどまで月明かりが差し込んでくる。今は月明かりの下、スマホ片手にnoteを書きながら、またデカフェのアールグレイを飲んでいる。やっぱり飲酒後の紅茶は落ち着く。デカフェのアールグレイは果たして紅茶なのか?

月明かりの下では、自分の気持ちに嘘がつけないような気がする。
酔いに任せて撮った動画を見ていたら、意味不明なほど高笑いしている自分がいて、それが自分でも思わず笑ってしまうほど滑稽だったので、SNSのストーリーに載せた。なんで載せたんだろう。よくわからない。
といいつつ、本当は自分の本心に気づいている。
何故か知らないけれど、数週間前に明確な拒絶を示した人と自分とは、SNSで繋がっている。確か相手からの提案だったと思う。こうなった時のこと、考えなかったの?
なんとなく、その人に見せつけたかったのだと思う。自分は今日、こんなに笑っているぞと。君の知らない自分がここにいるぞと。やがて、ストーリーにその人の足あとがつく。その時どう思ったのだろう。酩酊した頭で考えたことなんてよく覚えていない。そういうことにしておこう。
それはきっと、自分なりのちっぽけなつよがりだったのだと思う。こちらは元気だから大丈夫だよ、と。気にしないで、と。元気なんてことはないのにさ。

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