変わるということ。

心苦しい。そう考えている自分がいた。

何も変わらぬ日常、、何もしないで過ぎてく情景。。徐々に何かに結びつくのかと思っていた。なんで俺はここにいる。どうしてこんな風になった。

考えても考えてもずっと分からないはずの答えに苦しんでいる。

俺も大人になりたい。

そう考えたきっかけは「HAPPINES」という本だ。早く親を養えるようになれと。介護すること、それは自分を幸せにするから。早く大人になれと。

19歳の自分は見えない何かを追い求めている。けど近づいてはこない。

ただ遠ざかっていくのみだ。それは追いかけてないからかもしれない。

どんどん荒れ狂う世間の波に、人の流れに、何か追いかけようとしない俺。けど時は止まらない。俺は何をすればいい、、。

誰もがその不安を声には出さない。でも感じていることを知った。この大学1年の春。ある意味よかったのかもしれない。何にも惑わされず、非常識と言われても進んでいくことができるのは。

一つの個性なのかもなと。

変わっていない。そう思っているのは自分だけなのかもと。

ある友達が言っていた。「俺大学入ってから変わった。」と。

「そうだよね。変わるよね。俺ら友達で良かったなと。」

「本当にお前友達で良かった。。まじ幸運だったわ。」

「でも……お前はちょっとちがくね。友達にならないほうがよかった」

「いや・・・冗談だよ（笑う二人）」

この程度の冗談で

遠ざかりたいと思う自分がいた。

どんな屈強もやり遂げる。そういう人は何かしら我慢している。

この会話でも

「俺も変わった」と入ればよかった。

けど答えは見つけられなくて。

何も言えなかった。心の内ではわかっていても。

嘘をついてもいいと思ったときも。

自分の気持ちはうそをつきたくない。

「変わってる。そう思っているひとは変わってない。」

「変わっていない。そう思ってる人は変わっている。」

誰もが苦労している人間関係。

それは自分を幸せにするためにそう苦労しているんだなって。

だってテストはつらいけど、その反動での休みは相当うれしいじゃん。

だからもっと苦労しろって。

苦しくても、泣きたくても。そう思っている今を楽しもう。

何があっても一人になっちゃダメ。

そう俺は変わっていない。