年の瀬
このところ全くもって更新を怠っていた。
完全に存在を忘れていた資格試験の案内が来て猛勉強し始めたことがきっかけだった。
今年は台風が猛威をふるったこともあり、試験が延期になっていたのだが、それにかこつけて勉強もすっぽりと放置していたところ、直前で受験票が届き、大慌てで勉強し始めた。
家に帰ると必ず根をはってしまうことがわかりきっていたため、平日であろうと図書館などに外出して勉強するよう心がけた。
そのトレードオフで書くことをやめてしまったのだ。
なんとなくもったいなかった気もする。
今は試験を終えて、ようやく一息ついたところだが、今度はせっかく勉強する習慣が身についたのに手放すのがもったいなくなってしまい、その後も図書館に通うようになった。
映画でみて興味のある分野について調べてみたり、わからない制度について調べてみたり。
書くことを考えると参考文献の山である図書館との親和性は非常によい。
ただ、しばらくの間は本を読む・調べることに没頭してしまった。
図書館に通っているうちに気づいたのだが、近くに英会話教室があった。
英会話自体前々から興味があったこともあり、勉強のついでと立ち寄ってみたところ、ボーナスを全部捧げて入会し、英会話を勉強することになった。
ちなみに以前書いた記事から僕の貯金額は雀の涙程度である。
*
今年ももう年の瀬となってしまったが、今年一年は完全に「動」の年だった。
周りの環境がガラリと変わってあらゆる前提が崩れた。
その影響もあり、今年の3月までは全く外に出たがらないインドア派だった自分が、ゲームを辞め、外に出かける機会が増えた。
春から夏にかけて月に一度、たまの休みに旅行に出かけるようになり、秋口には毎週末、外出するようになった。
そして今現在に至っては、平日すらも外出するようになった。流石に旅行とまではいかないが、街を散策して自分の勝手知ったる領域を増やしているところだ。
別に外出したからどうこうということはない。
社交的になったわけでもないし、ほとんどの時間を一人で過ごしている。
でも自分の嗜好が変わったことには純粋に驚いている。
インドア派アウトドア派以外にも色の好みが変わった。
元は青や緑といった落ち着いた色が好みで暗い色の服が多かったが、最近は赤やオレンジといった服を着ることに楽しみを見出してきている。
この変化が意味することが何か目的にたどり着くことがなくても、ただ変化として楽しみたいと思う。
来年はどんな年になるか、どんな年にするのか。
年の瀬を楽しんで迎えられることが今は嬉しい。
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