+1のアイデアは何?いつもそれだけ。
そう考えるようになってからのぼくは、以前のようにすぐ自信を失い、大きく落ち込むようなことはなくなりました。
この考え方は自然とじぶんを肯定できるのです。
カンタンで、誰でもできます。もちろん今日から。
たとえば、今、仕事で思うようなパフォーマンスが出ていないとしましょう。ぼくはいまだに日常茶飯事です。
そんな時に「あ〜じぶんはダメだ」なんて思うのではなくて、こういう質問を問うてみるのです。
できれば何か紙にメモ書きしながら進めるといいですね。
だいたい、悪くても2点とか3点とかになります。
0点、とかマイナスなんてまずないでしょう。
そう、何かしら行動しているので流石に0にはならないのです。
そうしたら、心の中でシャウト(叫ぶ)です。
じぶんを賞賛、拍手です。
その流れで。
「その3点ってどんな内容だろう?」と問いかけます。
どうしてこんな辛い状況の中にも関わらず3点もできているのか、私は?
できていないことではなく、たとえ小さくても「できていること」にフォーカスできるのです。
ぼくのような昭和生まれ世代は、いくら頑張っていても「まだまだ!」「もっともっと!」と叱咤されて育ってきたためか、欠点や不足点に目を向けるのがどうやら得意。
でも、ここでは「できている点」だけに目を向けます。
問題は何だ?とか原因は?とか真面目に考えないでください。
ヘタに目線を上げたりしちゃダメですよ。
むしろ下げていい。
小さくても自分に◯をつけること。
これが自信のタネになるのです。
*
できていることを認識する。
その上で、次はこうします。
10点満点を意識してギャップの7ではなく、ただ+1のアイデアを出す。
欲しいのはスモールアクションです。
+1ならアイデア出やすいはず。
ポイントは、すぐできるようなこと。
ここでもハードルは上げちゃダメですよ。
バカバカしいくらい、低くするのです。
「文房具屋に行ってお気に入りのノートとボールペンを買う」
「机の上を片付ける」
「3分間、いや2分間ストレッチする」
そんなレベルでいい。
要は、「できない」「足りない」という大きなボールを抱え続けることではなくて、小さな「できた」をとっとと積み重ねていくことなのです。
*
今、思うように学業や仕事が進んでいない人。
人間関係で悩んでいる人。
自分に自信がない人。
見るポイントを変えてみませんか。
理想と現実のギャップではなく、今できていることの発見です。
「今のあなたは10点満点中、何点でしょうか?」
まずはこの質問からはじめていきましょう。
1点でもあるなら、それは素晴らしいのです。
生きているだけで、1点以上ありますからね。
じぶんに拍手をおくることからはじめましょう。
そして一緒に考えましょう。
1点を増やすための、すぐできる「+1アイデア」を。
シンプルにそれでいいと思います。
それでは、また。
ヘッダー画像は、中目黒土産店さんからお借りしました。
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