【イージーバター】長年のモヤモヤから解放された朝
新商品や新サービスと言われるものというのは、
すでに多くの人がなんとなく思っていたこと。
「その手があったか!うわぁやられた」的なもの。
みんな「潜在的には」ぼんやりと思っていたことなのです。
でも、それを具現化するまではほとんど至りません。
まったく予想外のアイデアというのは、実はそんなにないんだと思います。
たとえば、かつてApple社が2001年にi-podを世に出した時、国内大手の電機メーカーのエンジニアたちは口々にこういったとか。
「あんなの、すでに俺たちは考えていたよ、なー!」と。
そうだったのかもしれない。
負け惜しみも込めた悔しさから出た言葉なのかもしれません。
ほんとのところはわかりません。
ただ大事なことは、
結局は考えただけでは意味がなく、具現化した奴が勝ちであること。
朝から食卓でそんなことをつらつら思い浮かべていました。
というのは、妻がある見慣れないモノを食卓に置いていたからです。
「ン、ナンダロウ?」
結論を言えば、わたしは1分と経たずに、
「感動」していました。
「オーマイゴッット!その手が、あったか」と。
*
何に感動したのか、ポイントをかいつまんでお伝えします。
食パンにバターを塗りたいとしましょう。
「あなたなら、どうやってバターを塗っていますか?」
たぶん、
・カチカチのバターをうすく切って、
・それを食パンの上にのせて、
・バタースプーンで塗りますよね。
ですよね、同感です。
ぼくも何十年もそうしてきました。
でも、みんなこう思いながらやっていましたよね。
ちょっと、めんどくさい。
冷蔵庫から出したばかりのバターは硬いし、
切るのめんどくさいし、
食パンがいい具合に温かいなら、バターは溶けるけど、
なかなか溶けないときの広げにくさ、
知らないうちに手がべたべたしている、など。
あー、めんどくさ。
もちろん、この消費者心理を食品メーカーだってだまっていませんでした。
最初から切れてるバターや、チューブでバターといった消費者の悩みに応える商品展開をしているのは承知しています。
しかし。
このツールは完全にやられた感でした。
その手が、あったか。
その名は「イージーバター」。
バターの塊を切る、広げるだけじゃない。
ひねる。
この発想は目から鱗でした。
ぜひ回転させながら、バターがにゅるにゅる出てくる感動体験を試してみてほしい。
これです↓
使ってみて改善点もあるけど、ぜんぜん許せる範囲。にゅるにゅると朝から面白い。
押してもダメなら、ひねってみるといいかもね。
それでは、また。
ありがとうございます。うれしいです!