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何でもデビューというのはほろ苦い

人生何事も「最初」があります。

はじめてといえば、、、ほろ苦い。

たとえば「はじめてのおつかい」。
たとえば「はじめてのデート」。
そして、「はじめてのパーマ」。

今日、なじみの美容師さんにパーマをかけてもらったんです。
いまは年に3回程度パーマをかけてオシャレにしてもらっています。

ぼくはもう5年ぐらい継続して同じ美容師さんです。

「こんな感じで」「前と一緒で」
そんな最小単位の要望でイメージぴったりに仕上げてくれます。

コミュニケーションコストを無駄にかけなくて良い信頼感って、ほんと心地好いですよね。

パーマといえば・・・

ふとね、人生で初めてパーマをかけたときのことを思い出したのです。

あれは大学生のときでした。

勇気を出して、当時通っていた美容室でパーマのリクエストをしました。

人生でもっともモテたい時期だったんですよね。
モテるため、当時なにを思ったのか「パーマ」へのチャレンジでした。

たしか若い女性の美容師さんが「ハ~イOKよ」という軽いテンポで、髪の毛にカールを次々巻き付けていくのをドキドキして眺めていたことを思い出します。

その後、液体のようなものをたっぷり頭にかけられて、実はちょっとしみて痛かった。でもそういうもんだと思って我慢した。

で、頭の周辺を回りながら熱く照らすライトのようなもので数十分。

「どうかな~カッコよくなっているかな??」

と、包まれていたぼくの頭に巻き付いていたものを解いていくと・・・

鏡に映っていたのは、こんな感じでした。




いや、なんかイメージと違う。。。
最初に美容師さんに見せたホットドックプレスの切り抜きと全然違う。

これパーマはパーマだけど、

どうみても十中八九「おばさんパーマ」やん。


親戚のおばちゃんそっくりやん。

このあとバイト行ったらオレ確実に笑われるやん。

もはや爆笑必死やん。

なんというか、恥ずかしさ、後悔、怒り、、
パーマ怖って血の気引きましたもん。

一瞬で気持ちがブルーになりましたが、もう最後はじぶんの髪型にウケましたよ。

最後は笑い😆

鏡越しに見えた美容師さんの表情も、笑いをかみ殺しながら「かけた直後だから。だんだん馴染んでくるよ。」って。

・・・なんのフォローにもなっていない。

今思えば、たぶん彼女も大爆笑したかったと思う。いや心の中では爆笑していたはず。

とにかくめっちゃ恥ずかしくて、もう2度とパーマなんてかけないと誓いました。

「髪、全部刈ってください」と言おうか、迷いましたもん(勇気がなくて言えなかったけど)。

とりあえずバイトは行かざるを得ないが、明日は学校休む。
そう思い奥歯をかみしめながら、美容室をあとにしたのでした。

バイト先では、思ったとおり大爆笑でした。
みんなからサイコーって。

以上、パーマデビューの苦い思い出。

それでは、また。


ありがとうございます。とってもうれしいです。