映画「フリークス」あらすじ～少しネタバレあり感想

今回は私がAmazonプライムユーザーになって初めて感銘を受けた映画「フリークス」です。
本物の奇形者が出演している「見世物小屋」を舞台にしたお話なのですが、何度も何度も観ました！！

この映画の見どころ

• 本物のユニークな芸人達

• 個人的にはデイジー&ヴァイオレット

• クレオパトラとヴィーナスの見分けがつかなかった・・・

• フリーダの本物の愛

• フリークスの絆

あらすじ

サーカス団に所属する小人症のハンスには同じく小人症で曲芸師の婚約者フリーダが居るにも関わらず、空中ブランコの女王「クレオパトラ」に魅せられていました。
クレオパトラはハンスの事を心の中ではバカにしていましたが、彼が資産家だと知ると恋人の怪力男ヘラクレスと画策して、ハンスを毒殺しようと試みますが・・・・

感想

これはもうハンスというよりも、フリーダ視点で見てしまいますね・・・。
フリーダの出番はそこまで多くないのですが、ハンスを想う演技が最高にうまいです。
（ハンス役のハリーとフリーダ役デイジーは実際には兄妹でドール・ファミリーという名で活動していました。）
ハンスがクレオパトラにいいよう金づるにされていても見守る姿や、ハンスとクレオパトラの結婚式にも泣きそうになりながらも参加する姿。
これらにどうしても感情移入せずにはいられません。
ストーリーとしても独特というかフリークスと呼ばれる者たちの習わしのようにも捉えられてとても興味深かったです。
出だしが興行師の男性の案内から始まり、そこから本編→また冒頭のシーンへ、という流れです。
最終的にクレオパトラとヘラクレスの企みがバレて、フリークス達から罰を受ける事になるのですが、ここのシーンがカットされていて60分の映画に縮小されています。
すごく観たかったのに何らかの事情があったのでしょう。
ちなみにこのフリークス達の与えた罰はヘラクレスには去勢手術、クレオパトラには・・・・ここは映画のラストでぜひご覧になって下さい。
個人的にこの映画に出ていた結合双生児の姉妹、デイジー&ヴァイオレットさんにすごく興味を持ちました。

デイジー＆ヴァイオレットの幼き頃

とても美しくて気になったので、彼女らの人生を調べてみたらなかなか過酷な運命をたどってきたようです。

ダンスや楽器の演奏でサーカスに出て居たそうです。

この映画には本物のフリークスが多数出演していて、本当に感銘を受けました。
クレオパトラやヘラクレスは健常人ですが、芸人の多くが障害を持った芸人です。
本物のフリークスは「人間の醜い心」というのも痛感しました。
ラストがどうなったか気になる方はぜひ観てほしいです！！