給食で魚の骨が刺さった事を今でも忘れない

人生で魚の骨が喉に刺さったことがある人はどれくらいいるのでしょう?

私はたしか、小学校3年生か4年生くらいの頃に給食で出た魚の蒲焼きの骨が喉に刺さったことがあります。

今でこそ居残りで給食を食べさせられることはないようなのですが、私が小学生の頃は居残りがあって、骨だらけの蒲焼きを食べるのに苦戦して、無理やり飲み込んだら案の定その骨が喉に刺さってしまったのでした。

それで、保健室だか職員室だかでご飯を飲み込め〜!って先生に言われたりして何度か飲み込んだけどぜんぜん抜けず。

そのまま早退したのかは忘れましたが、家に帰る頃には病院は今日はやってないから1日我慢しろと言われて、翌日耳鼻咽喉科に連れて行ってもらったのでした。

その日の夜は違和感で辛くて辛くて。魚の骨なんていう小さいものでも喉に刺さればこんなに痛いのか、というのをなんだかすごく覚えています。その辛さに対して、翌日抜いてもらった時のあっけなさも。あんなに辛かったのにスッて抜いてくれたら痛みがなくなって、こんなことなら早く誰か抜いてくれればよかったのに!と思ったくらい。

この先骨が喉に刺さらないように生きていけるか分からないけど、あの時刺さった骨の思い出はいつまでも心の中にあるのでした。

飲み込めば大丈夫だと言ったのに心に刺さって今も抜けない

〈うたの日 飲 2022/11/6〉川合真生

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