DDRにおける靴の選び方

筆者が考える重要な要素

私はクッション性・パネルを踏んだ時の反発・軽さを重要視しています。この要素を考えたうえで、自分の体の動かし方を靴に合わせていきその中で一番合った靴を使っています。自分の経験を紹介します。

靴にこだわっていなかったころ
よくあるスニーカーを使っていました。このころはノンバーでプレーしていたためつま先踏みをしていて、反発を意識することはありませんでした。しかし、クッション性はそこまでないため足が痛くなることが多く、振り回しに追いつけないことがありました。

1番目の靴:GEL-NEWYORK
アシックスの初心者用トレーニングモデルです。ガワがしっかりしており、クッション性が高いモデルです。マラソン練習用の初心者用モデルはクッション性が高くなっています。なぜかというと、初心者が長距離を走ると走りのフォームがまだしっかりしていないため、足に負担をかけ、故障するからです。

この靴をDDRで使った時、私はかなりDDRがやりやすくなったと感じました。なぜなら、陸上競技をしていた時代があり、このような靴を使っていた期間がある程度あったからです。しかし、重いため足を振り回したときに体を持っていかれることがありました。この靴を使い続けていると、強く踏んでも足に衝撃があまり来ず、反発が少ないことがわかりました。また、強く踏み込めることで振り回される力に対抗できることがわかりました。

この靴では、反発が少ないため強く踏み込んでも足がはねず、衝撃が来ない。踏み込んだ力が吸収されるため、体重を乗せて振り回しについていくという踏み方を身に着けました。(この靴でトリプルジャーニーで970000出しました)

2番目の靴:M1040
new balanceの日本人向け長距離マラソン用モデルです。GEL-NEWYORKと同じでガワがしっかりしており、クッション性が高いです。ですが、こちらは重いとは感じませんでした。この靴の踏み方は、GEL-NEWYORKの踏み方と基本的には一緒ですが、重くなかったため自分で踏む力を足す必要がありました。

ここまでの靴は、底面が土踏まずの部分がえぐれているタイプでした。よくあるスニーカーはこのタイプです。この靴だと、パネルが深いことが気にならなかったり、つま先踏みをやりやすいです。
また、ランニングシューズでした。バー持ちプレーがやりにくく感じており、ベタ踏みがうまくできないな、と感じていました。なぜなら、ランニングシューズは走るための靴のため、前に体が動くように設計されているからです。踏むごとに体が前に持っていかれます。

3番目の靴:FRESH FOAM CRUZ
new balanceのジョギングから普段使いまで幅広く対応するストレスフリーなモデルです。この靴はランニングシューズではなく、底面が平らなタイプです。パネルの深さが気になるかと思いましたが、自分は強く踏み込む踏み方を今までの靴で身に着けていたため、強く踏んでおり気になりませんでした。
この靴は厚底で、かなり反発があります。初めて履いた時は、強く踏みこみ跳ねすぎて全く踏めませんでした。段々慣れてくると、パネルに接地し踏み込む直前に足の力を抜くことで、踏みやすい反発に抑えることができるとわかりました。

ここまでの靴が10000円以上する高い靴でした。靴は底面がえぐれているタイプはパネルに引っ掛かり削れていくことで壊れていきました。底面が平らなタイプは壊れにくいです。今ではFRESH FOAM CRUZは普段履きになっています。次に紹介する現在の靴は安い靴なので、高い靴だからよいスコアにつながるという考えはなくなりました。

現在の靴:クロックス ライトライド レース
サンダルで有名なクロックスのひも付きスニーカータイプです。5000円。実際4000円前後で買えます。底面が平らで、軽い。反発は、ほぼありません。よって踏み込む力を足すことになります。反発がある靴ならパネルを軽く叩くイメージですが、こちらはパネルに接地した後力を入れて押し込むイメージです。軽いので足に衝撃が来ると思いきや、インソール(中敷き)がクッションになっています。ですので強く踏み込んでも足に衝撃はあまりきません。ずっと踏んでると痛くなりますが・・・。
この靴は軽いので、18,19に追いつけるようになりました。強く踏み込むことができるので単発のスコアも出せます。あまり跳ねないためバーを持っている姿勢が崩れることもありません。

反発がある靴だと足の滞空時間が長くなります。この靴に変えたら、慣れるまで速グレしか出ませんでした。

自分の経験からのまとめ

私が一番主張したいことは、「靴は頻繁に変えないほうがよい。その靴に合う体の動かし方があり、それを見つけるまで使い続けたほうがよい。」です。

私の経験では、それぞれの靴で踏み方が固まりその踏み方を応用して新しい靴に合った踏み方を見つけています。現在では今まで履いてきた靴とは傾向が逆の靴を使い、今までの踏み方を応用して自分に合っている踏み方を見つけました。

他の伝えたいことは次の通りです。
・高い靴だからといって、自分に合った靴だとは限らない
・ランニングシューズは踏むごとに体が前に進んでいく
・クッションがある靴だと、強く踏み込んでも足への衝撃が和らぐ
・軽い靴はクッションがない
・跳ねる靴と跳ねない靴でバー持ちの際の体の使い方が異なる

DDRの靴を選ぶ時の参考にしていただけると幸いです。何か質問があればぜひお寄せください。

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