最近の月9って…『海のはじまり』の感想

目黒蓮主演で、『silent』チームが再集結して作ってるので『silent』と同じ雰囲気のドラマ。

内容は好き嫌いが分かれそう。
学生時代の自分と彼女との間の子供が急に家に現れるなんてホラーだとか、共感できないとかで離脱するなどの否定的な声が多数だけど、さすが人気のSnow Manの目黒蓮くん。有村架純のおかげもあり、視聴率もそんなに悪くない。

しかし最近の月9、 しんど過ぎドラマが多くない？
『君が心をくれたから』は、少しずつ五感を失うという過酷すぎる話で、素敵な長崎の景色が入ってこないし、『366日』でも、植物人間とか記憶喪失とかの辛い話で、もう無理って感じで、今回こそは…と期待したが、今回も違う角度でのヘビーな話。

最近の月9には笑顔がない。 やっぱり他人の幸せなハッピーストーリより、「恋ってこんなに大変なのよ!！」って事を描きたいのかしらん。

ただ今回の話は、主人公の気持ち次第では、そんなに重い話にならないのにな～と思って しまう。

単純に "Yes" or "No" では答えられない、割り切れない気持ちもあるってのは、分かる。でも一度悩んでも、子供を育てると決めて、あとは明るく元気に受け入れたら、そこからは笑いあり涙ありの成長物語の、明るい話になるだけなのに。子育ては楽しいよ。

こんだけ文句を言ってきたけど、斎場で主人公が自分の祖母の大竹しのぶと話すシーンでは涙がでそうになった。大竹さんさすがです。よくよく考えると祖母の圧怖いけど。

最後にどーでもいい事が気になる私。
彼女と主人公は仲が良く、お互いのアパートを行き来していたようだけど、主人公は小田急線の "経堂" 駅在住で、彼女は東急大井町線の ”九品仏” 駅在だったという設定。同じ世田谷区内とはいえども、一番移動が面倒な位置関係では？ バス移動でも電車移動でも不便だから気軽に会いに行けないのでは？
ちなみに、彼女は ”溝の口行きの大井町線” に乗って九品仏駅で降りていたので、恐らく渋谷 (か明治神宮前?) 乗り換えでの移動経路。Yahoo! 路線情報によると、電車の運行本数が多い時間帯でもこの経路での所要時間は、軽く 30 分以上 (乗り換え 3 回) はかかってしまう感じ…。実際は時間以上にかなり面倒くさい。 例えば、こんな風に↓