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「36×58」PhantomMemeさん NFT参入一周年企画 ファンアート作品

PhantomMemeさんのNFT参入1周年おめでとうございます!

こんにちは、マイマイです。
今回は、PhantomMemeさんのNFT参入1周年記念ファンアート企画で描かせていただいた作品の物語を書きたいと思います。はじめてのファンアートだったので、ドキドキでした。

それではどうぞ!


PhantomMemeさんNFT参入1周年記念!

PhantomMemeさんがNFT参入1周年経ったという情報がゴーヤード王国ゴー=ヤシ58世の耳にも届きました。

ゴー=ヤシ58世

これは大変めでたいということで、王国でも何かできないか、大臣たちを呼び緊急会議です。しかし、なかなか決まりませんでした。これは国民たちにも聞いてみようとのことで、アンケートを実施しました。国民たちもPhantomMemeさんには、大変お世話になっているので、本気で考えます。
多くの案が出てくるのですが、決定的な案がでてきません。

58時間たったとき、ある一枚のアンケート用紙が届きました。
それは複雑なものではありませんでした。シンプルにかつ大胆に、PhantomMemeさんにやってほしいことです。

それは、ゴーヤを着てほしいという内容。

これは素晴らしいということで、ゴー=ヤシ58世は大臣に命じ、アンケートを書いたゴーイをお城に呼びます。

ゴーイ

ほどなくして、ゴーイ…とその仲間4人も一緒にやってきました。
大広間に通して、机を囲みます。机の上には大小さまざまなゴーヤが並べられてます。

ゴー=ヤシ58世は、ゴーイに向かい、
「ゴーイ、PhantomMemeさんが一番似合うであろうゴーヤを選んでみて」
ゴーイは、ゴーヤ全体を、見渡してから、ひとつひとつ触りながら、ゴーヤを確かめていきます。周囲のものは固唾をのんで見守ります。

普段のゴーイでは見たことのないほど真剣な表情です。
58分経った頃、ゴーイはみんなを見渡していいました。
「ここにはいいのないよ」
みんなからため息がもれます。
妥協も考えられますが、それでは失礼に値します。

ゴーイはゴー=ヤシ58世を凝視しています。
「それがいい」
みんなの眼がゴー=ヤシ58世の身体に集まります。
大臣たちは、びっくりして緑色の顔も真っ青です。それもそのはず、ゴー=ヤシ58世のゴーヤは王家のもので門外不出です。

騒ぎ立てようとする大臣を制し、ゴー=ヤシ58世は言う。
「なるほど、それはいい考えだね、ゴーイ」
ゴーイはにっこりうなずく。仲間たちも拍手。
「決まりだ。私のゴーヤコレクションの中でとびっきりのものをPhantomMemeさんに贈ろう」

それから城内はPhantomMemeさんへの贈り物準備で、てんやわんやです。
5時間8分が経った頃、準備が整い、旅の支度ができました。今回は、写真家も同行です。PhantomMemeさんがゴーヤを着た写真を撮るためです。

港には、国民が大勢集まってます。PhantomMemeさんへの贈り物を積み込み、ゴー=ヤシ58世と挨拶を交わした使者たちが船に乗り込みます。

ゴー=ヤシ58世、大臣、ゴーイとその仲間たち、国民全員で手を振ります。

出航!

・・・

5日8時間が経ちました。するとお城の窓に一羽のワタリゴーヤドリがとまりました。どうやら、PhantomMemeさんへの贈り物を渡しにいった使者たちからの書簡のようです。

ゴー=ヤシ58世は、ゴーイたちを城へ呼びました。
書簡を開けてみると、手紙と一緒に一枚の写真が入ってました。

なんとも素敵な、いでたちです。

ゴー=ヤシ58世は、迷惑になってないか心配でしたが、なんとか無事に着てもらえたようです。

ゴーイたちもよろこび、心おどってます。

この写真は、王国の人にも見てもらうように、学業区の美術館におくことに決まりました。

それから、毎日のように、美術館には、国民だけじゃなく周辺の国から、人が訪れるようになりました。

あるゴーヤン家族が美術館に訪れました。
子供はまっさきに、写真に駆け寄ります。

「ねー、パパこれなんて読むの?」
「うん、どれどれ」
お父さんは、覗き込みます。
「36×58、だね」
「どういう意味?」
「36(ミーム)×58(ゴーヤ)という意味で、PhantomMemeさんがゴーヤを着てくれた。つまり、PhantomMemeさんとゴーヤが初めて出会ったということだね」
「へー、PhantomMemeさん、僕たちのこと知らなかったんだ!」
「そうだね。PhantomMemeさん、ゴーヤード王国に来てくれたら嬉しいね」
「うん!」
お父さんは子供の手を引き、次の展示物へ歩き出します。


36×58

この「36×58」の写真は、未来永劫、2088年後もゴーヤード王国で語り継がれていくものになったとさ。



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