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立場が変われば皆「初学者」である!

■これからキャリア選択や就活を考える方
■起業やスタートアップに興味ある方
■人生を豊かにしていきたい方

「立場が変われば皆初学者であること」について解説します!!

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はじめまして。東工大発ITベンチャーGoMA(ゴーマ)株式会社で代表をしております「平賀良」と申します。よろしくお願いします。

今回は「立場が変われば皆初学者であること」について、
ご紹介させていただきます。

あなたの時間を無駄に搾取するので失礼なので、
僕の考えを1000字以内でまとめます。
毎日「短時間で学べる情報」を配信していく予定ですので、
良かったらフォロー/いいね!よろしくお願いします。

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【ビジネスに活かせる世阿弥のことば】

最近私自身が、勉強になったことを、
今回は共有させていただきたいと思っております。

簡潔に言うと、「初心忘れるべからず」ということです。
これは世阿弥が編み出した言葉とされていますが、
当時、彼が意図しているところとは、少し違うようでした。

「初心」とは、新しい事態に直面した際の対処方法、
つまり、試練をどうやって乗り越えていくか?
を考えること
を意味しています。

例えば、ビジネスの現場においては、
営業として案件を獲得する経験を積んだ方が、
昇給し、営業部長になったとします。

ここで、営業成績の悪い組織に対して、
管理者として対応を行うのではなく、
現場の人間として、代わりに案件を獲得することを行ったとします。

もちろん、業績が回復することにはなりますが、
その間、他の組織では部長不在で業務が遂行されることになるため、
組織全体としてはマイナス効果を発揮します。

これは、
「営業」としては経験を積んだと言えますが、
「管理者」としては未経験の状態なのです。

それを忘れてしまい、
「営業の経験があるのだから、管理職も同じようにすれば良い。」
と初心を忘れてしまうことが問題なのです。

そうではなく、
管理者としては始めてなのだから、
一から勉強する必要があるという姿勢で臨み、
試練に遭遇した場合、どのように対処してきたか?

を思い出すことが重要と言えます。

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【時々の初心忘るべからず】

世阿弥は、
歳とともに、その時々に積み重ねていくものを、
「時々の初心」と定義しました。
若い時代から、最盛期を得て、老後に至るまで、
その時々にあった演じ方をすることが大切だと述べています。

つまり、
ビジネスにおいては、転職や昇給等で、役職が変更した際には、
「初心に戻った」ということを意味します。
または、
人生において、世帯を持つことや、「老いる」こと自体も、
みな未経験のことであり、その時々において、
「初心」を忘れず、試練に立ち向かうことが重要なのです。

起業して10年が経過し、人並み以上の資産を有して、
ネットワークも広がったのだから、
これ以上方法を変えなくて良い、この分野に関して学ぶことはない。
という姿勢でいるのではなく、
「環境が変われば、人は振り出しに戻るのだ」という意識で、
これから迎える試練に対して、
各々が立ち向かう必要性があるということです。

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ちなみに、世阿弥の話は、
社内のメンバーから教わったことです。

人はその地位にあぐらをかくことなく、
試練を乗り越えた方法を思い出しながら、
新しい局面において、それを再現する
ということが、
いかに重要か理解しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
良かったらこちらの記事も参考にしてみて下さい。

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【会社概要】
会社名:GoMA株式会社
称号:東京工業大学発ベンチャー(授与番号110号)
設立日:2019/12/9
代表取締役:平賀良
所在地:東京工業大学田町キャンパス
    東京都港区芝浦3-3-6 CIC5階
資本金:300万円
事業内容:
■LINEを使ったWebアプリケーションの開発/運用
■SES事業
■東工大起業塾「Go startup」の運営業務

https://go-ma.co.jp/

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