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な、んっ、て贅沢なんだ!

 いえね、スーパーで買い物したわけですよ。ビニール袋に生もののお刺身や冷たい牛乳、冷凍食品なんかを入れて、「猛暑だから家まで帰るのに食品が傷むかな」と思い、無料のぶっかき氷を小袋に二つ入手し、生ものの上にのっけました。それで家に帰って中身を冷蔵庫に入れた後、ぶっかき氷は使い道がないので流しにザザーッと捨てました。

その時、思ったんですよ。「な、んっ、て贅沢なんだ!」と。江戸時代なら真夏に氷を手に入れられる贅沢は大名か豪商くらいしか出来なかったったんですよね。その貴重な真夏の氷を無造作にザザーッと捨てている自分って。

社会のシステムがそう出来ているからとはいえ、一般庶民の私が大名並みの贅沢が出来るのってスゲーことだと思いませんか。

えっ、思わない? あっそ、なら言うことなし(笑)

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