自殺について

私は自殺について比較的よくかんがえる人生を過ごしてきました。子どもの頃から。「自分語り」なんて言葉がありますが、自分自身のことを語るならばこのことについて語らざるを得ないかなと。このことを語らないなら自分を語らないのと同じかなとすら。

ただ私、皆さんと同じく痛いのがフツーにいやなので、実行したのはほんの2回しかない。小学三年生の時と二十歳の時と。

小学三年の時は自分で自分の頭をめちゃめちゃがんがん叩きました。最初は両方のこぶしで。もので打ちつけたりもしましたが痛すぎてやめました。この時の影響で頭がバカになったんじゃないかと思ったりもします。

二十歳の時は針金のハンガーを曲げて首をつろうとしましたが、これも未遂におわりました。

二回とも号泣しながら、頭がカッカして痛みすら はなった状態でことを起こしました。

今は実行しませんが、自殺をシミュレートしたり夢を見たりは日常茶飯事。基本は飛び降り系。私の場合は。

実行しなくなったのは、27、28の頃、メンタルクリニックに初めて行ってそのまま通院してたら、いつだったか、待合室に、中学生くらいのコが一人、何十本ものリストカットの痕を残してる姿を見て、声はかけられなかったけど悲しくなったから。

腕全体に広がってて、私も腕を傷つけたり眉毛を片側だけ剃り落としたり異常なことをしてましたが、傷痕だらけの女のコの腕を見た時は悲しくて悲しくて。

私はだから、自殺者や自傷行為をする人には共感するところあるし、仲間とすら思ってますが、ただたすけることは出来ない。

今も号泣することたまにありますが、おっさんになってしまったので醜いにもほどがありますし、子どもの頃に思い描いてた「おっさんになった自分」は、嬉しくて涙することはあっても悲しくて涙することはないと思ってたので、ほんと最悪なのですが、悲しいものは悲しいので美しくない涙を今日も流しています。

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