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【ゴルフ】独学ゴルファーは「自分で自分に教えろ!!」

ご覧いただきありがとうございます、荒野弘道です。
今日は、上達のための秘訣の一つなのではないかと私が感じたことについて書いてみたいと思います。

客観的な視点

皆さん、練習するときに自分のスイングを録画していますでしょうか。
している人もいらっしゃると思いますが、恐らくアベレージゴルファーでいえば8割もしくは9割の人は録画はしていないと思います。
少なくとも私が練習しているときに周りを見てもほとんど録画している人はいないように思います。
打席が満席に近い時で1人かよくて2~3人ってところでしょうか。
かくいう私も1球ごとに録画するわけではないのですが、調子の悪い時や先日練習に行ったときのように球数が限られているときなどは1球か2球ごとに録画して練習をしています。

先日の投稿にも書いたのですが、私自身大学にスポーツで入学しているので結構なアスリート出身です。
ですので、ゴルフに限らずスポーツの練習において大事なことということは理解できているつもりです。
その中の一つなのですが「自分を客観的に見る」ということがすごく大事です。特にフォームづくり、ゴルフでいうところのアドレス~スイングづくりにおいてはこの「客観的な視点」がすごく大事なのではないかと思います。
なぜ大事なのでしょうか?

自分のイメージ動作と実際の動作のズレ

人間には必ずギャップが存在します。
これは、自分で動かしている動作がそのまま実際の動きに結びついているかというと、多くの場合そこにズレが生じているということです。
このズレ=ギャップがない人を、センスのある人と呼ぶのだと思います。
ゴルフで例えると、例えばテークバックですが「インサイドに引くのはNG、真っすぐ引きましょう」というレッスン記事などを読んだ人が、いざ練習場で真っすぐ引くことを実践したとしましょう。
多くの場合、真っすぐ引いているつもりでもレッスン記事のお手本写真のようなハーフウェイバックになっていることはほとんどないと思います。
むしろあまり変わっていないことがほとんどだと思います。でも、この時にたまたま調子よくてうまく打ててしまうと
「よし、今度のコンペはいただいたな!」と思い、コースでは散々な結果で終わってしまう、または次の練習では全く打てなくなってしまう、ということは私自身も心当たりがありますし、皆さんもあるのではないでしょうか?
少し話が脱線しましたが、ここで「客観的な視点」の出番です。
上の例でいうと、まずはハーフウェイバックの動作までを録画~確認という過程を入れると、自分の動作が全く変わっていないことに気付けたはずです。

動作~確認作業=脳へのフィードバック

そして、このハーフウェイバックまでの動作を繰り返して、動画を見て確認後することが大事で、さらに自分で「もっと外側にあげるんだ」「すぐにクラブが上がりすぎな気がするからもう少し低く」などを自分で考えながら練習を行うと完璧ですね。
このように動作~確認作業を繰り返し、自分のイメージと実際の動きとのギャップを脳にフィードバックさせてギャップを埋めていくのが良い練習方法だと思います。
この、動作を分割して練習して理想と思う動作ができるようになったとき、ここで「よしできた!」と安心してはいけないです。
今度は実際に球を打つ時を録画します。ボールを目の前にすると改善前のスイングに戻りやすいと私は感じています。
動作を分割して練習することは良いことなのですが、必ず実際のスイングに結びつける練習や確認はしなくていけないというのがこの動画を撮りながら練習するコツだと思います。

注意点

またこのようなことも起きると思います。
テークバックはお手本の写真のようにできたのにうまく打てない・・・
これは「客観的な視点」の話ではないのですが、動画や写真というのはどうしても2Dでとらえてしまいがちです。
しかし我々は3Dで生きていますので、必ず動画や写真に写ったものを奥域など立体を感じながら確認することを意識することが大事だと思います。見たままを真似してもうまくいかないことは多くあると思います。
本当に完璧にお手本通りの動作ができたのなら、テークバック以外の何かが今のテークバックとマッチしていなくエラーが起きている可能性が高いので、今度は自分の動画をじっくりと見て、プロゴルファーやレッスンプロの動画と見比べて、他の課題を見つけていくということが必要になってきますね。
また、ここも大きいのですが、自分が直したい課題の原因がその動作自体にはない場合も多々あります。例えばと言われると困るのですが、強いて挙げるならば一生懸命アウトサイドインのカット軌道を直そうとしてスイング軌道自体をいじっても、グリップがその人にとってウィークすぎたりすると、実際のスイングになると無意識にフェース面を強引に閉じるときに外側から降ろしてしまう、または右に飛ぶのが嫌だから左に振ってしまうなど、そういったこともあります。
※これはあくまでも例です
ですので、知識や研究が必要になるという大前提がありますので注意が必要かと思いますが、我々はアマチュアゴルファーなので間違いを繰り返して、研究して、仮説を立てて、実証していくという過程も含めてゴルフを楽しんだらいいのではないかと思います。

自然とイメージと実際のギャップを埋めてくれる場所

ここまでが自分で動画を撮りながら練習をすることの重要性や行い方なのですが、一つ気づいたことはないでしょうか?このことを自然と行える場所があります。さらに的確なアドバイスも貰える場所です。
はい、ゴルフスクールや個人レッスンですね。
私はレッスンも受けたことがなければ、スクールに通ったこともありませんのでYouTubeなどを見たイメージなのですが、
恐らく、現在のスイングを撮って、生徒に見せて「あなたのスイングはこうなっていますからここを直しましょう」みたいなやり取りをするのではないかと思います。課題を見つけて取り組むということですね。
また、レッスン中は「まだ最初と変わってないからもっと大げさに・・」ということも行い、動画を見せて「今の意識ではまだこのくらいしか変わってません」とかやり取りが発生するのではないでしょうか。
まさに、動作をさせて確認をさせて脳へのフィードバックが行われていると思います。

独学ゴルファーは「自分で自分に教えろ!!」

ここで何が言いたいのかというと、レッスンを受けましょうとかスクールに通いましょうということではないです。(もちろんそうやって上手くなるのもありですが)
レッスンとかってインストラクターが教えてくれたりエラーを指摘してくれる場所ですよね。独学の場合、教えてくれる、指摘してくれる人がいないと思いますよね。
しかし、私の考えでは独学でも教えてくれるというか、少なくとも指摘してくれる人はいるんですよ。それは他ならぬ自分自身です。そのために必要不可欠なのが「客観的な視点」だと私は考えます。
それがないうちは自分のイメージでしか語れませんからね。客観的に見た時に初めて「あ、もっとこうしたほうがいいかも」ということに気付けたりもするんです。
このように、客観的な視点=録画を利用し、自分で自分に教えるということはゴルフだけでなくすべてのスポーツで重要だと思います。もちろん、正しい知識があるわけではないのですぐに正解にはたどり着けないかもしれませんし、もしかすると一生たどり着けないかもしれません。
それでもいいじゃないですか。我々はアマチュアゴルファーです。絶対にうまくならなきゃいけないなんてことはないですし、楽しむためにゴルフをしているんだから。
どうしても困ったらレッスンプロに頼りましょう。きっと正解に導いてくれます。
それまでは、自分で自分に教えて苦労する課程すら楽しんでしまいましょう!

独学の練習とは「自分で自分に教える」ということが重要になるのではないかというお話でした。
私はこれが非常に大事だと思っています。
大学の運動部にいた頃の話ですが、合宿を除く日常の練習には監督陣はほとんど来なかったので、学生自身が頭を使って考えて練習をしなければいけませんでした。
特に上級生になると誰も教えてくれる人はいなかったんですね。下級生の頃は上級生が教えてくれました。
ですので、私は鏡を見ながらシャドープレイをしたり、試合のビデオを見て自分の短所と長所を見つけたりとか、とにかく自分を客観的に見ることを意識していました。
それが今のゴルフにも引き継がれているので、結構初心者の頃から携帯での撮影は行っていましたね。今でもエレベーターの中に鏡とか写るものがあるとアドレスとかスイングしてしまいます笑
次回の練習からは、ぜひ「自分で自分に教える」ことを意識して練習してみてはいかがでしょうか。
本当は【もう一つの上達の秘訣】も書きたかったのですが、今回の投稿が長くなってしまいましたので
【もう一つの上達の秘訣】は次回書いてみたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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