ゴルフと筋力

ゴルフの魅力の一つに飛ばしがあります。
人間が行うスポーツの中で、最も遠くにボールを飛ばせるのがゴルフだと言われています。
そもそも魅力的な事もさる事ながら、スコアアップの面でも飛距離があるに越した事はありません。
飛距離が出る事でインパクト時に求められる精度が格段に上がるのですがそれはさておき、飛ばないより飛んだ方がよいです。

それでは、飛距離と筋力は因果関係があるのでしょうか?
答えは 「絶対にあります」 なのですが、上手く使えていない人が非常に多いです。
飛距離と筋力に因果関係があるため、野球選手・関取などは飛距離がでます。プロゴルファーだと、ブライソンデシャンボー選手とかは筋力をつけてあからさまに飛ぶようになりました。
一方でジュニア世代に目を向けるとどうでしょう?
巷のおじさん達より飛ばしていませんか?
中学生くらいで230Yくらい飛ばす子もいますよね?
一方自称230Y おじさんは下手したら200Yくらいしか飛びません。
その結構いるおじさんは中学生と力比べして負けますかね?
負けないですよね(発育がいい中学生とガリガリのおじさんなら負ける事あるかもしれませんが基本負けません)
ゴルフの飛距離は大人と子供で逆転現象が起きます。
他のスポーツでは結構稀な事で、例えば野球・サッカー・バスケ等で、そこそこ上位の中学生とそのスポーツを長くやってきたおじさんとでパワーが逆転する事はあまりありません。

良く言われるクラブに仕事をさせる?とは
決定的な違いはここにあります。
大人はクラブを自分の力で振ろうとしますが、子供は力がないから自然な力を利用して最大限クラブを早く振ろうとします。
なんで、自分で振ろうとするかというと、球に当てよう。とか、早く振ろうとしているからで、それをするあまりクラブの慣性を殺してしまっています。

必要な筋力とはなにか?
筋力というと、早く強く動かす方に目を向けがちですが、一般的な人に足りていないのは止めておく筋力です。全身が動いたら早く動かすことはできず、順番に動かして順番に止めていく(大まかに書くと)必要があるのですが、止めるという筋力が足りていない人が非常に多くせっかくもっているパワーが活かしきれていない人がとても多いです。

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