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【ゴルフ】ヘッドの軌道をコントロールしてスライスを直そう~スコア100切りの先へ#39~

橘です。スコア100前後を行ったり来たりしているアナタに金言をお届けする本コラム。今回のテーマは「スライス矯正」です。スライスの原因はいくつかありますが、ここではヘッド軌道にフォーカスを当ててお届けしますね。

スライス矯正は一日にして成らず

私自身も100を切るまではほぼスライスでした。なにせ日本人の7割以上がスライスで悩むというほどですから、アナタがいまだにスライスに悩むのは当然といえば当然。私もときどきむごいスライスが出て大切なラウンドを台無しにしたことがあります。そういうときは、後日改めて、練習場でじっくりスライス矯正ドリルに取り組んでいます。今回はその紹介をさせてください。

03クラブの軌道

スライス最大の原因は、ボールに対して左から右への横回転(スライス回転)をかけていること。これはヘッド軌道は上の写真でいうところの、ヘッドより後方は白い点線の上、ボールより先は白い点より下へと動くによって起こります。スライス回転を減らすには、その逆の動きをすればいいわけですよね。

ところが力いっぱいクラブを振ろうとすると、右肩が突っ込んでしまいます。それを調整しようとすると左ひじを曲げて(抜いて)しまいます。これがいわゆるカット軌道、カット打ち。インテンショナルに(意図的に)スライスを打つときはいいのですが、これが常、というのは考え物です。この動きのクセは時間をかけて直すしかありません。

ボールを置いて軌道を意識する

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ボールを写真のように置いてください。カット軌道だと、ヘッドが手前上のボールに当たりそうになります。

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そこで、ヘッドがボールに当たらないように振ろうとすると、必然的にヘッドは内側(インサイド)から動かさねばなりません。

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そしてヘッドを左手前のボールに当たらないように、アウトサイドへと通過させる。こういう意識で振っていきたいですね。もちろんボールに当たると周囲に危険が及ぶので、人が少ない時間帯を選ぶなど、安全面への考慮は欠かせません。最初はミドルアイアンやハイブリッドなどのクラブがいいと思います。

ドライバーでも実践してみましょう

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同じことをドライバーでも。私のやり方はこんな感じ。

08ドライバー

ポイントは右奥にボールを置くこと。たったこれだけでもプレッシャーが半端ないです。最初はゆっくりしか振れません。でもそのゆっくりしたペースこそが、当たられば飛ぶいいテンポかもしれませんよ。

次はもっとシビアに!

ボールが捕まる感覚が身に付き、大きなエラーなくスイングできるようになれば、もう一段階レベルを上げてもいいかもしれません。

11ユーティリティ

ボールをゴムティーとマットの端の間に奥のです。ボールはマットの端と並行に置きます。これで打ってみましょう。もちろん、軌道はインサイドアウトでゆるやかなダウンブローがいいと思います。やってみればわかるのですが、そこそこ難度高いです。最初はものすごいゆっくりしたテンポで。少しずつ圧をかけていきましょう。この練習ではヘッド軌道の修正に加えて、身体の軸の前後のブレの矯正にもなります。

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さらにさらに難度を上げるなら、スプーン。3番ウッドです。ゆっくり、ゆるやかなダウンブローで。コースと同じだけ飛ぶどころか、コースより飛んだりします。クラブをインサイドに入れる感覚とともに、軸を前後にずらさずに打ちぬく感覚が得られるはず。

自分の悪い動きを矯正できる練習を探そう

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私がこれらの練習をするときは、練習場の2階。ボールが落ちる様を自分で確認できるからです。そしてスライスに悩むアナタは、左側の打席を選んでほしい。最初はボールが自分のイメージより右に飛びます。それがボールがつかまるにつれ、次第に自分のイメージ通りのラインに飛ぶようになる。そんな様を確認できるからです。

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もちろん、自分が立っている打席がどの方向を向いているかも、しっかり確認してからやってください。練習場打席がすべからくピンやグリーンに向いているとは限りませんので。

いかがでしかた? スライス矯正練習の数々。最初はうまくいかなくてもあきらめないで。少しずつ、ちょっとずつで全然OK。スライス矯正にゴールはありませんので。

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