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【ゴルフ】私のクラブセッティング2021年度

橘です。クラブHC12、JGAHC13.5、ヘッドスピード38m/s。シングル入り目前で完全に頭打ちとなったHCを減らすためにクラブセッティングを大幅に変更しました。その意図するところをご紹介します。

コースに合わせて変化

クラブセッティングはコースが育てるもの、というのが私の持論です。そこでまず、私が頻繁にラウンドするコースについてご紹介させていただきます。まず所属であるところの埼玉県リバーサイドフェニックスゴルフクラブ(6500Y)、もうひとつが群馬県新玉村ゴルフ場(7000Y)です。どちらも河川敷のゴルフ場。青ティーから回る月例競技会に参加しています。

河川敷だからアップダウンもなく、距離はあってもハザードが少ない。もともとヘッドがインサイドから入りがちなフッカーですが、転がる分には罪はない。むしろ問題は絶対的な飛距離不足で、それを補うことがセッティングのキモになっており、そこを踏まえて経年で変化してきました。

1・2・4・3・3・1体制

結論からいえば、ドライバー、フェアウェイウッド(以下FWと表記)2本、ハイブリッド(以下UTと表記)4本、アイアン3本、ウェッジ3本、パターの14本体制。私自身の様々な欠陥を補うために、7本がウッド系となってしまいました。技術的な課題。まず根本的にダウンブローで打てない。体力的な課題。握力が左右合計で50kgないから衝撃に耐えられない。HSも平均で38m/s。これらを踏まえて。

パターは2ボール

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オデッセイ オー・ワークス2ボール ファングを使用中。2つの白いサークルに油性マジックで線をいれています。最初は33inchだったんですが、なんやかんやでうまくいかず31.5inchに。肘を伸ばし気味のクロスハンドなので、この方がしっくり来る。腰に不安があるので今回ばかりはカットせず使いたかったのですが、まぁ仕方ないですね。パターに迷いはなくはないですが、予備として初代2ボールも持っています。

ウェッジ3本はアキラ

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クラブウェッジ

下から順番にご紹介します。ウェッジはアキラプロダクツのツアー3をもう4年ほど使ってます。ロフトは上から48度、53度、58度。5度ピッチにしています。シャフトはNsPro1050 S。アイアンより10g重くしています。バランスはD0。昔はD2ぐらいか良しとされていましたが、最近のトレンドはD0ぐらいらしい。全体の重量があるから、ヘッドだけ重くしなくていい。重いとダフリ気味に入るからだそう。

アイアンとの関係でこだわりのポイントがあります。長さです。48度35.25inch、53度35inch、58度34.75inch。0.25inch刻みにしています。市販品のサンドウェッジはほぼ35inch。でも53度と飛距離の差を作りたくて切ってもらいました。

全体を通して飛ばない組み合わせ。90Yから下を厚くしたセッティングです。もう4年ぐらい愛用中。だいぶんとくたびれてきましたが、まだまだ使うつもり。変えたら距離感まで変わってしまいますから。

アイアンは3本

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クラブアイアン

今回のセッティングで思い切ったのは、7番アイアンを外したことです。この役割はPING G425 ハイブリッド 6番に任せることにしたんですね。だから8番・9番・PWの3本だけ。なんかもったいない気もしますが、使えないから仕方ない。

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スリクソンZ585アイアン。ロフトは調節して8番35度、9番40度、PW45度。シャフトはNsPro950S。バランスはD0.5っぽいです。3本しか持っていないわけではないですが、コースでほとんど使わないので、もう買い替えても意味がない。だから生涯これでいいんじゃないかって思っています。

UTが多めの4本

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私のゴルフの生命線がUT。この春にPING G425 の3、4、5、6番を購入しました。ロフトは調整して20、23、27、31度。それぞれ1度づつ寝かせているんですね。それ以前は19、22、25、28度としてロフト30度の7番アイアンを使っていたんですが、とにかく7番アイアンが上手く打てない上に、25度と28度のキャリーが5Yほどしかない。25度だけ上手く打てなくて、28度が飛び過ぎる。私の身体能力ではロフトピッチ3度では差ができない。なのでロフトピッチを広げたら7番を使わなくてよくなったという話です。

鉛で調整

シャフトは純正ALTA J CB S。PINGのクラブはヘッドが重い分、カウンターバランスなんですね。こうなるとリシャフトしてもロクなことがないからやめました。たぶん正解だったとおもいます。

FWは3番と5番

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クラブDFW

昔はずいぶんと苦手意識がありましたが、以前に使っていたスリクソンzfでだいぶんと克服できたようです。リシャフトついでにロフトを16度、19度に調整していたのがよかったんでしょう。ところが当たり前ですが、ロフト19度の5番ウッドとロフト19度のUTではあまり距離に差がでない。だから今回、PINGのUT導入のタイミングで3番UTのロフトを20度にして、同じくPING G425 MAX FWに変更。ロフトは14.5度からの17.5度。UTが20度ですから、ロフトピッチも少し整いました。

問題はロフトが立ったら打てなくなることでしたが、なんとか免れました。トップめに入れにいっても、そこそこ高く上がります。びっくりするほどは飛びませんが、慣れてくればもう少し飛びそうな予感もします。PINGのクラブ独特の打感と打音にも慣れてきました。ときどきチン!って音がするのですが、これはフェイスの真ん中でヒットできていない証拠です。ちゃんと当たればチン!って音はしません。もうすこし慣れが必要。ただ、年齢的にたくさん練習もできないので、できるだけこのクラブでプレーしたい。

問題はドライバー

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勢いでPING G425 MAX ドライバーを購入。ロフトは9度を1度だけ立てて10度に。ヘッドのオモリが26gとあまりにも重いために、17gに変更し、鉛を貼ってバランスD0にしました。それでもクラブ総重量は305g。自分の記憶にないヘビーなドライバーになってしまいました。

飛んでいる実感はまったくないのですが、だからといって前のクラブのままでも前進する気配もない。とにかくドライバーに関しては新しい自分を作り上げるためにあえてチャレンジです。

まとめ

ならび

女子プロが5番・6番アイアンをセッティングから外すことは珍しくなくなってきました。しかし、さすがに7番アイアンを外す人はほとんどいないでしょう。ただですね、世の中にはアイアンが苦手という人、少なくありません。今回、思い切って7番アイアンを外した訳ですが、こうなると次は8番アイアンが打てなくなるような気がしてなりません。そうならないためにも、7番アイアンは練習だけは続けたいと思います。仮に8番アイアンが打てなくなったとしても、PING G425 UT には、7番UTがあるので、それに差し替えるという選択も残されています。

無題

近い将来見直すとしたら、アイアンとウェッジのシャフトを10g軽くするとか。しかし軽いクラブに慣れてしまうと過去の経験からクラブが振れなくなるので、体力が続く限り避けたい。いや、セッティングを変えるのって、大変ですねぇ。。。

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ここに至るまでの経緯(汗)

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