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【ゴルフ】グリップってどこで握りますか?~スコア100切りの先へ#12~

スコア100前後の人がいつも100切りを達成でき、近い将来80台で回ることができるようになるには、なにが必要か?を考察する本コラム。今回のテーマはグリップで握る位置についてお話させてください。意外と気にしないところですが、ちょっとした工夫で目から鱗ですよ~。

自分の基準となる握り位置

練習してますか? ボールと自分の距離をいろいろ試したり、クラブを低区バックするときの位置を気にしたり。スコア100前後のアナタは、練習すればするだけ上達できる、ゴルフがとっても楽しい時期です。最近はクラブを握る形を気にしています。左手の親指の位置や右手の角度……考えることはいろいろあります。でもちょっと待って。そもそも、グリップのどの位置で握っていますか?

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アベレージゴルファーあるある。グリップの手前、ギリギリの位置で握りがち。別に悪くはありません。でもこの位置だと、クラブをギュっと握ってしまい、クラブを走らせる(ヘッドスピードを上げる)ことができないこと、ご存じですか?

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私はグリップエンド(グリップで自分の身体に一番近い位置)を指2本分余らせて握るようにしています。試行錯誤の結果、それが一番スムーズにクラブを振ることができることが分かったからです。

男子プロで2018年・2019年の賞金王、今平周吾プロは、グリップエンドをすごく余らせることで有名ですよね。そこまではしないまでも、グリップエンドを余らせて握ると、自然と強く握ることが減り、結果としてスイングスピードが上がります。クラブのバランスが減って、振りやすくなる効果もあります。そして一番重要なことは、ボールとクラブが適正な位置で当たり、ミート率が上がる=飛距離が出るんですよ。

アプローチ時はもっと短く

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私はアプローチのとき、おおむねグリップの中間ぐらいの位置で握るようにしています。自分とボールとの距離を短くしてゆっくりスイング。まだまだ未熟モノの私は、このほうがしっかりとボールにコンタクトできる気がして、事実、そうなっていると思います。

50Y以内なら、確実にこの握り方です。当然距離は落ちますが、この段階まで来ると、もはや飛ばしっこではなく、自分の思い描く距離を正確に再現できるかどうかがポイントだからです。

100Y前後でラフ、ねばっこいラフの時、9番アイアンを少し短く持ちスイングします。通常の9番アイアンのときは115Y程度キャリーで飛びますが、ラフのときはヘッドが芝の抵抗を受けて飛ばなくなります。それだけでなく、抵抗をクラブがうまく抜けないこともあります。そういったときのため、短く持つことで、芝に負けずに振り切ることを意識しているんですね。もともとパワーのある人であれば、逆にフライヤーで飛んでしまうかもしれませんが、それはラウンドで経験を積むよりほかありません。

まとめ

スコア100前後のアベレージゴルファーは、まだまだスイングが安定しない時期。練習場でもいいボールが出たり、出なかったり。原因は実にさまざまです。そんな調子の悪いとき、ぜひ確認してほしいのは、グリップの形ではなく、グリップの位置です。すこし短めで持つことで、驚くほどボールが飛ぶことを知ることができます。気に入ったらそれを定位置にしてもらってもOK。大切なことは、グリップの位置を変えることで結果が変わる、変えることができることを知ることです。ぜひ実践してみてください。ボールの勢いが分かりますよ~。

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