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【ゴルフ】8番アイアンを練習しよう~スコア100切りの先へ#28~

橘です。一度でもスコア100を切れたとしても、毎ラウンド100切りとまでいかないアナタに様々なアドバイスを贈るこのコラム。今回はアイアンの練習方法についてお話させてください。練習してほしいのは8番アイアンです。

アイアンで練習すべき番手は?

スコア100切りを毎回達成するためには、安定して飛ばせるクラブが不可欠です。例えばドライバー。いきなりOBではスコアになりません。そのためにまず第一はドライバーを安定して180Y程度飛ばせることが不可欠です。

では次に安定させるべきクラブとは? 当然アイアンです。特殊なコース、特殊なクラブセッティングでない限り、2打目の大半はアイアンだと思います。では、アイアンで最重要な番手は? いまどきは8番アイアンと言われています。いまどきのクラブはロフトがどんどん立ち長くなる傾向にあるためです。7番はちょっと難度の高いクラブなんですよ。

8番アイアンのスペックを確認しましょう

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私の8番アイアンはこんな感じです。

銘柄 ダンロップ ゼクシオ・フォージド(2017)
ロフト 34度
ライ角 62.5度
長さ 36.5インチ
重量 422g
シャフト 日本シャフトNS Pro930(ゼクシオ・フォージド専用)

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いわゆる劇飛び系でもなければ、上級者向けというわけでもなく、普通。きわめて普通のクラブですね。私のヘッドスペードは38m/s程度なので、最高にうまく打ててキャリーで135Y。ランを入れて145Yぐらいと思っています。

練習するなら2階で

練習場のどこで練習すべきか。2階がおすすめです。

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理由は単純。落ちるボールの軌道や落下位置がはっきりと確認できるためです。練習の目的は「アイアンを安定して打とう」なので、コースを想定して1階、という考え方は不要です。写真の練習場は「新富ゴルフプラザ」という練習場。ボールが練習場用のレンジボールではなく、本球。いわゆるコースで利用されていたロストボールを再利用しているのですね。だから打感やボールの飛距離、飛び方が実際のコースにきわめて近い。

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というか、同じです。

ゆっくり振る練習を続ける

アイアンが安定していない状態とは、どんな状態でしょうか? コース上でダブりやトップが出る。スライスやフックが出る。要するに「飛距離や方向が打つ度に違う、その違いの幅がすごく大きい」状態です。これをまず極端にダフったりトップしない。曲がっても一定の方向(スライスならずっとスライス)に持っていきたい。もちろん、プロでも常に同じ結果にはなりません。少なくとも、結果が異なるブレ幅を可能な限り小さくしていきたい。飛ばしたい、ドローが打ちたい、といった欲求はいったん棚上げしていただきたい。

単に打つだけでは整いませんね。これからは「ゆっくり振る」をイメージして練習してほしい。イメージするのは極端なのがいいと思います。日本の男子プロなら時松隆光プロ。女子なら宮里藍プロですね。

ゴルフネットワークにちょうどいい動画があります。これを見て、ゆっくりとしたリズムをイメージしてください(一見してスローかと思うほど、ゆっくりとしたリズムでテイクバックしていることにすぐ気が付くはずです)

んじゃ、なんでゆっくり振る練習をするの? 当然そういう疑問がわきます。アマチュアである我々は特別特殊なトレーニングをしているわけではありませんから、重いクラブを早く振ろうとすると、軸がズレます。前後・左右。あらゆる角度に。とりわけクラブを振り下ろすとき、その加重に耐えられず身体全体が左に流れる。いわゆるスウェイですね。これだと、ちいさなアイアンヘッドにちいさなボールが安定して当たりません。

さらに、クラブを軌道を緩やかにすることも意識してほしい。

可能であれば、シールを貼って打点を確認してください。スコアライン下から4本目あたりに打点が集中すれば、かなりいい感じです。

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note記事用に8番アイアンを打ってきました。本コース用のボールなので、打球跡がしっかりの残ります(あとの掃除が面倒ではありますが)。ちょとヒールよりなようは気はしますが、だいたいいい感じです。この打球跡が一定揃ってくることが大事です。

いかがでしょうか? ゆっくりリズムで8番アイアンの球筋が安定してきましたか? ある程度の上級者でもアイアンに対して苦手意識を持っている人もいます。まず数あるクラブの中でも、8番アイアンを集中的に練習することで、コースマネジメントがぐっと楽になりますよ。

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橘のクラブセッティングや買ってよかったもの、ゴルフ業界に対する雑感などを、自由気ままに書かせていただいています。

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最後まで読んでいただき、感謝です。私自身は単なるサラリーマンゴルファーでしかないのですが、アマチュアなりに気が付いたことを書かせていただいております。コメントも大歓迎。引き続き、よろしくお願いいたします!

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