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【ゴルフ】捻転差を確認する方法~ストア100切りの先へ#49~

橘です。あなたがもし頑固なスライスに悩んでいるとするなら、捻転ができていないことを疑ってみてください。自分のスイングを自分でチェックするのは、なかなか難しいこと。それを視覚的にセルフチェックできる方法をご紹介します。

スライスの原因は捻転不足

とある休日、玉村ゴルフ場で会社の先輩、後輩たちとラウンドしました。

とある先輩は慢性的なスライスに悩まれています。リシャフトの相談を受けましたが、その前にやるべきことがありますよといってアドバイスしました。それは捻転ができていないこと。上体がほぼ回らず、手だけでスイングしているので、クラブヘッドが背中側にまわらず、ダウンスイングで外からボールに向かい、左肘を抜いている。絵に描いたようなカット軌道なんです。しかしいくら話しても本人はいい感じで打っているのにスライスしている感覚なんです。

「背中が目標に向かう、背中で目標を見る感じなんですよ」
先輩「そんなに身体柔らかくないから無理なんだよ」
「・・・」

はいはい。もういいません。

背中を目標方向に向けるには

背中を目標方向に向けるということは、両肩が目標に向かって垂直、90度に至る必要があります。そのためにまず腰を45度程度捻転する必要があります。いくら身体がやわらかくても、まず腰を45度程度まわさないと、両肩が結果90度に至らないためです。というより、両肩が90度に至らなくても、まず腰を45度回せば、惰性でヘッドも背中側にまわり、結果インサイドからヘッドが入ります。背中を目標に向けるための過程として、まず腰を回さないといけません。

腰を回したい

腰を回すために重要なのは、股関節。ここが硬いとなかなか腰はまわりません。でもだからといって諦める必要はありません。回らないなら、左カカトを上げる「ヒールアップ」をすればいいのです。ところが身体への負担がかかるため、定期的に練習している人でも徐々に腰がまわらなくなっていくのです。とくに冬場。

腰の回転の「見える化」

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まず棒を用意します。家庭菜園用のもので十分です。長さを練習場のカゴより手のひら分長い程度にカットし、先端にヒモを括り付け、棒の長さと同じぐらいにします。先端を結びつけて錘変わりにしましょう。これをベルトループでひっかけます。右型をベルトループまで。左側が飛び出すような形にしましょう。

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まずクラブを持たずに右股関節に圧をかけるように、ゆっくりと腰を回してみます。棒はちょっと見にくいので、ヒモの下につけた錘が左から身体の中心に回ってきていることを確認しましょう。スタンスから見て45度あたりまで回ってきていれば、いい感じです。

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棒は短いので実際にスイングすることは可能です。最初はまずアプローチ程度で腰を回すことにフォーカスを当ててボールを打ちましょう。スイングは少しづつ大きくしていくのもOK。ハーフスイングでもしっかり腰を回し、背中が目標に向かっていく感覚も確認しましょう。慣れてくれば、棒をベルトループから外してフルショットします。いかがですか? 腰が回って背中が目標を向いている感覚、つかめましたでしょうか? 練習の最初にぜひ取り入れていただけてほしいです。慣れたぐらいがいちばん危険。腰を回してスライス撲滅。ぜひ継続してください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ヘッドスピード38m/sの飛ばない私ではありますが、飛ばないなりに取り組んできたことについて、いろいろと書かせていただいております。ぜひご笑覧くださいませ。


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