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【ゴルフ】カートを運転しよう~スコア100切りの先へ#38~

橘です。今日も楽しいラウンド。このコースはカートで移動できるから楽ですね。でも運転は後輩に任せっぱなし。そんなことありませんか? いつも100切りを目指すアナタに、ちょっと知ってほしいことがあります。

エチケット・リーダーって何?

クラブマスター室でエチケット・リーダーはどなたですか? そんなこと聞かれたこと、ありますか? エチケット・リーダーとは、その組でスムーズなラウンドの進行を目指す旗印となるべき人のこと。もしアナタが後輩を連れてのラウンドであれば、後輩に押し付けたりぜず、ぜひアナタ自身がエチケット・リーダーとして、スムーズな進行を引っ張る存在となることを、心がけてほしいと思っています。

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そしてあまり意識がないかもしれませんが、スムーズな進行を果たすうえで重要な役割を果たすのはカート。というより、カートの運転の仕方です。どこでカートを止め、どこまで動かすか? それには進行を早くするための、ちょっとしたコツがあるんです。ここからケーススタディでご紹介しますね。

2打目地点でのカートの止め方

想定はパー4。全員がティーショットを打ち終わりました。この場合、当然、カートは2打目地点に向かうわけですが、実は止めるべき基準地点があります。それは(1打目がよほどのミスで50Y程度しか飛んでいない、みたいなケースを除けば)「一番飛んだ人の横」なんですよね。

2打目地点

飛ばなかった人が下の赤い丸。飛んだ人が上の赤い丸。カートは飛ばなかった人の地点を通過し、一番飛んだ人の位置まで動かします。そして4名それぞれが自分が必要なクラブを予測・判断し、複数のクラブを持っていく。そもそも複数のクラブを持ち歩く習慣がないとしんどいですが、多少の前後も考慮したうえでクラブは複数持つべきです。

下の丸の人が素振りして実際にボールを打つまで60~90秒。打ち終わったあと、前方にあるカートに歩き出します。その時間、平行して一番飛んだ人がルーティンに入りボールを打ち、カートに戻ります。するとおおむね、少しづつタイミングがズレながら、みんながカートに集まる。これがあるべき姿です。

ところが、一番飛ばなかった人基準でカートを止めると、その人がクラブをピックアップする時間が発生し、場合によってはカートまで戻る時間も必要となり、そしてまたカートを再び動かし停止して…という具合に、ちょっとずつ、少しずつ時間がかかります。それを避けたいのです。こういったことを理解してカートを動かすのは、アナタの後輩には無理があります。アナタ自身がカートを運転してあげることで、エチケット・リーダーとしての役割を果たしてほしいのですね。

グリーン周りこそ、カートを動かす

パー5の3打目地点。技量に差がなくても、ボールの位置に差が出る局面です。ここで上手にカートを動かすことが、プレイ・ファストのキモとなります。

グリーン

100Y以内のイメージです。その時点で一番グリーンから遠い人が、カートを動かすべき基準の人となります。ボールが前にある人は、アプローチの際にパターも持ち、打ち終わったあとはグリーンへ上がりましょう。アナタがこの立場になる場合もあります。しかし後輩と比べてアナタは一度でも100切りを達成したことのある人。きっと後輩より少し技量は上ですよね。であるなら、上記を基準としながら、柔軟に対応してあげてください。そしてグリーン近くにカートを動かす際に必須で注意事項。それはコースが定めるカート停止位置までちゃんとカートを動かすことです。

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グリーンまわりのカート停止位置とは、おおむねグリーンの奥側。グリーンでのプレーが終了し、次のホールへ向かう際に便利な場所になっています。それ以上に大切なのは、次の組がプレーにスムーズに移行できるよう、安全な場所でもあること。もしグリーン手前にカートを止めてしまうと、人によってはコースの進行方向と逆に歩く局面が出てしまいます。そしてこれはグリーン周りだけに限らず、次のホールのティーイングエリアでもいえること。(コースが定める)適切な位置に止めてあげることを常に心がけてください。

スタンドバッグは便利だけど

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カートを上手く運転し、スムーズな進行を心がける上で天敵ともいえる道具があります。それは複数のクラブを持ち運びしやすくする「スタンド・バック」(キャリーバッグとも)。この小さなゴルフバッグは、ここ10年ぐらいで急速に普及してきましたね。こういう人は手元にパターを含めた複数のクラブを持っているから、2打目以降、いちいちカートに戻る必要がない。結果として、カートを運転してくれないケースが多いです。これがアナタより技量が不足している後輩であれば仕方ない。先輩としての技量を示すためにも、カートを運転してあげましょう。ところがよくあるのは、ある一定の技量があるにも関わらず、それが故にこのちいなさバッグを愛用されているベテランさんも多いことです。

アナタがもし、ひとり予約など、見知らぬゴルファーとの組み合わせでこのような事態に陥ったら。もちろん、積極的にカートを運転してほしい。先ほどと同様に、ゴルファーとしての「あるべき姿」を示すチャンスです。もちろん、その見知らぬゴルファーさんから褒めたたえられたり、お小遣いをもらったりできるわけではありません。

そう。結局どんな状況でも、カートは積極的に運転してあげてください。それはエチケット・リーダーだから、ではありません。アナタ自身がまごうことなきゴルファーであり、ゴルフは紳士・淑女のスポーツだからです。それがまた、ゴルフの魅力のひとつだと思いませんか?

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。私自身は単なるサラリーマンゴルファーでしかないのですが、アマチュアなりに気が付いたことを書かせていただいております。引き続き、よろしくお願いいたします。

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