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【ゴルフ】鉛で調整しよう~スコア100切りの先へ#51~

橘です。クラブの調子がなんか悪い、そんなとき鉛を貼ることでクラブが大きく変化するって、ご存じですか? いや今別に悪くないし、という人でも試してみてほしい、鉛活用術をご紹介します。必見ですよ。

おすすめ① ヘッドに貼る

鉛を使う大きな目的、それはヘッドに貼ってバランスや球筋を調整すること。です。

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例えば、私はかつてひどいフックに悩んでいたとき、トゥ側に鉛を貼っていました。これにより、インパクト時のヘッドの急速な返り(フェイス面の閉じる動き)が緩和されて、捕まり過ぎが収まるんですね。たぶんボールのフック回転数も減っていると思います。逆にスライスが酷いときはトゥ側に貼ってみてください。ヘッドが返りやすくなりボールのスライス回転が緩和される効果が期待できます。

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ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドでボールが高く上がりすぎるときは、フェイス面の直下に貼ってギア効果を抑えます。回転数そのものが減るから? プロは練習場で鉛を貼ったりはがしたりしながら調整するそう。最初はがっつり貼って、塩梅みながら1g単位で剥がしていくといいでしょう。

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球筋の調整以外に、バランスの調整でも鉛は役立ちます。一般的にクラブの大半がバランスD0〜2になっています。ただ、振りやすく感じるバランスは個人の体力でマチマチ。鉛を貼ることでバランスは下がりませんが、上げることはできます。アイアンなら1〜2g貼ることでバランスが1ポイントあがります。私のアイアンは、バランスがC9だったので、写真のように鉛をがっつり貼りました。これでD1.5。安定してきています。

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パターの調整でも鉛は大活躍しています。まず長さを小祝さくらプロと同じ31.5インチにカットしてもらい、お気に入りのグリップを指してもらいます。もちろん自分ではできないので工房にお願いしていますよ。

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そのあと、ゴルフパートナーとかでバランス計測器が置いてありますので、バランスを測ります。シャフトをカットするとバランスは確実に落ちます。相対的にヘッドが軽く感じるんですね。ドライバーなどのクラブと違くてパターのバランスは本当に様々。重い方がストロークが安定するとかいいますが、私の好みはC5前後。これが一番うまく打てている気がするんです。

おすすめ② シャフトに貼る

次のおすすめはシャフトに貼ること。グリップのすぐ下に貼ります。これでバランス自体に大きな影響を与えず、クラブ重量の調整ができます。

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最近購入したPING G425 ハイブリッドのシャフトにも鉛を貼って総重量の調整をしました。

マーク金井さん「プロはなぜシャフトにわざわざ鉛を貼るのか」

2013年当時のコラムですが、いまだに検索したら最上位に表示されます。これ以上に分かりやすいコラムがないからです。素晴らしい記事です。ぜひチェックしてみてください。要するに振り心地を調整できるんですね。例えばハイブリッド、ユーティリティのシャフト。市販品の中心は60g台。ドライバーのシャフト重量の中心が50g台だからです。ところがハイブリッド、ユーティリティはドライバーと比べて短いので、60g台だと軽く感じ人がいます。だからといって70g台のシャフトを購入して差し替えるには金銭的に無料がある。だからグリップの下に鉛を貼ってクラブ全体を重くする。これで振り心地が整い結果がよくなる可能性があるのです。

鉛のすごさを知ってほしい

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いかがでしょう? 鉛を貼る目的と効果、ご理解いただけましたでしょうか? といいながら、鉛を貼ることで劇的な変化はなく、あくまで基本は微調整。ジャンボ尾崎プロは数値に関係なくドライバーに鉛を貼るそうです。それは調整といいより験担ぎ、おまじないみたいなものだそうです。それもありなんじゃないでしょうか? 鉛をもってない人。一度試してみてください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。しょせんはアマチュア、ただの会社員でしかないのですが、そんなアマチュアリズムをフルに発揮して書かせていただきます。引き続き、よろしくお願いいたします。

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