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育児はジャネーの法則を打ち破る?“時間が経つのが早い!”への対策

皆さん、毎日時間が過ぎるのはあっという間だなと思います?
どうして、昔に比べて時間が経つのが早い気がするか知っていますか?

年齢を重ねるほど、時間の経過を早く感じてしまう心理的現象を「ジャネーの法則」と言います。

心理現象だから仕方無い?
そんなことはなく、対策があるそうです。
その対策を学んでいる時、ふと思いました。

「“育児”はジャネーの法則の対策として、大きな効果があるのではないか?」

🔷「ジャネーの法則」とその対策

改めまして、「ジャネーの法則」の法則とは何か?

主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。
簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。

wikipedia「ジャネーの法則」より

つまり、歳を取るにつれて人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎるように感じるということです。

大人になればなるほど、1年が過ぎるのが早く感じる。
この理由は、
「大人になり、何年も同じことを続けることが増えて、刺激がなく心身共に慣れがあるため。新しい情報を整理する必要がなく、あっという間に時間が過ぎたような感覚になるから。」
です。

子供の頃は、初めて体験することに溢れていて、毎日が新鮮で新しい出会いや発見があります。
だから、子供の頃は1日が長く感じ、大人になると短く感じるというわけです。

そのため、対策として
・子供の頃のように、新しいことを体験していく
・学び続ける
・ムダ時間を減らして目標を持って行動する

といったことが挙げられています。

🔷私の考える対策

対策を知って、こう思いました。
「育児をしながら、私も一緒に“初めてを体験”していけばいいのでは?」

私には二人の子供がいます。
自分が子供の頃は、兄弟やいとこの中で私が最年少だったこともあり、周りに“自分より幼い子”は一人もいない環境で育ちました。
そのため、自分の子供の育児をするまで、赤ちゃんや子供と接する機会がゼロでした。

だから、私にとって子育ては全て初体験!
妊娠から始まり、出産、育児…全て手探りスタート。
やっと子供も成長して小学生に成長して、少しずつ“初体験”も減るかと思いきや、そんなことはありませんでした。

私は私立の小学校に通っていたこともあり、子供達の小学校とけっこう違うところを感じます。
それに、そもそも体験してきたのは“子供の立場”であって、“親の立場”での体験は全て初めて。

入学式やら授業参観やら、「そのイベントでどういうことを行うか」はおおまかには知っていても、見守る側での視点で参加するのは初めて。
やっぱり緊張しました。

そして、プールに行ったり芋掘りをしたり…子供の頃に体験はしたけど、もはやその感覚なんて全く覚えていない!といったイベントもあります。
そんな“懐かしい思い出となっている子供の頃の体験”も、子育てをしながら、子どもたちと一緒にもう一度楽しむことができています。


🔷子育てに対する心構え

私は、せっかくの子育て、子供達と一緒に楽しみたい!と思っています。

子育ての中には、私には教えられないこともあります。
(鉄棒とか…苦手で一度も逆上がりできませんでした💦)
でも、一緒に楽しむことならできます。
できないことは、子供達に教えてもらおうと思っています。

子供達のおかげで、大人になっても私の日常は“初めての体験、新しい学び”がいっぱいです。
私一人では出会いなかったこともたくさんありました。

これからも、子育てを通じて、子供達と一緒に色々なことを体験して「1年、長かったなぁ」と思えるようにしていきたいです!

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